「釣りを始めたいけれど、どんな道具を揃えればいいか分からない…」そんな初心者の方が最初にぶつかる悩みを解決することが、この記事の目的です。
この記事では、釣りに最低限必要な道具のリストと失敗しない選び方、便利な初心者セットの活用法、さらに快適・安全に楽しむための持ち物や道具の購入方法まで、ゼロから釣りを始めるために知っておきたい情報を網羅的に解説します。

釣りに誘われたけど、何から準備すればいいか全く分からない…

大丈夫です、この記事を読めば必要な道具と選び方の基本がわかりますよ。
- 釣り初心者が必要最低限そろえるべき道具とその選び方
- 便利な「初心者セット」のメリット・デメリットと活用法
- クーラーボックスやライフジャケットなど、あると便利なアイテム
- 釣り道具の購入場所(釣具店・通販)や費用目安、メンテナンス方法
釣り初心者が知るべき道具選びの考え方
釣り初心者にとって最初に知っておくべき考え方は、やみくもに道具を買い揃えるのではなく、「どんな釣りをどの場所で楽しみたいか」を具体的にイメージすることです。
この考え方に基づき、まずはやりたい釣りの種類をイメージし、海釣りと川釣りの違いを理解しましょう。
そして、便利な初心者セットの活用法と、自分で道具を選ぶ際のポイントについて解説していきます。
これらの点を事前に押さえておくことで、無駄な出費を避け、あなたにぴったりの釣り道具を見つけるための確かな第一歩となります。
やりたい「釣りの種類」のイメージ
まず、あなたがどのような状況で釣りを楽しみたいか、具体的な場面を想像してみることが大切です。
たとえば、「近所の海にある堤防でのんびりアジやイワシを釣りたい」のか、「管理釣り場でニジマスなどのゲームフィッシュを狙いたい」のか、あるいは「友人と一緒に砂浜からキスを釣ってみたい」のか、具体的なイメージを持つことが、道具選びの重要な手がかりになります。
考えるポイント | 具体的なイメージ例 |
---|---|
どこで釣りたいか | 海(堤防、砂浜、磯、船)、川(渓流、本流)、湖、管理釣り場 |
何を釣りたいか | アジ、イワシ、サバ、キス、ハゼ、シーバス、ブラックバス、ニジマス |
誰と釣りたいか | 一人で、友人と、家族(子供)と |
どう釣りたいか | のんびり、手軽に、本格的に、たくさん釣りたい |

釣りに誘われたけど、どんな種類があるのかもよく分からない…

大丈夫ですよ。まずは身近な場所で手軽に始められる釣りからイメージするのがおすすめです。
どのような釣りをしたいかイメージが具体的になれば、必要な釣り道具の種類や竿の長さ、リールの大きさなども自然と絞り込めてきます。
海釣り・堤防釣りと川釣りの違い入門
釣りには大きく分けて海で行う「海釣り」と川や湖で行う「川釣り(淡水釣り)」があり、それぞれ環境や釣れる魚の種類が異なります。
そのため、使用する道具にも違いが出てきます。
特に初心者が始めやすい海の堤防釣りと、身近な川釣りの基本的な違いを知っておくと、道具選びで失敗するリスクを減らせます。
海釣りでは塩分による金属部品の錆びに注意が必要で、使用後の水洗いが欠かせません。
一方、川釣りでは流れの強弱や水深に適した道具を選ぶことが釣果につながるポイントです。
項目 | 海釣り(堤防釣りなど) | 川釣り(淡水釣り) |
---|---|---|
場所 | 海岸、堤防、漁港、砂浜、磯、船 | 川(渓流、本流)、湖、池、管理釣り場 |
主な対象魚 | アジ、イワシ、サバ、キス、メバル、カサゴなど | ブラックバス、ニジマス、ヤマメ、イワナ、フナなど |
必要な道具 | 錆に強いリール、やや長めの竿(2.7m〜3.6m程度が万能) | 比較的短めの竿(場所による)、軽い仕掛け(渓流など) |
注意点 | 塩害対策(使用後の水洗い)、潮の満ち引き、ライフジャケット着用推奨 | 流れへの対応、川底の根掛かり、遊漁券の必要性(場所による) |

海と川でそんなに違うんだ。道具も使い分けなきゃいけないんですね。

そうなんです。でも最初は、どちらか一方のフィールドに絞って道具を揃えるのがおすすめです。
まずはご自身が挑戦してみたいフィールド(海か川か)を明確にすることが、適切な道具選びの第一歩です。
便利な「初心者セット」の活用法と注意点
釣具店やオンラインストアでよく見かける「初心者セット」は、釣りを始めるのに必要な竿、リール、糸、簡単な仕掛けなどが一通り揃っており、何を選べばよいか分からない初心者にとって非常に手軽な選択肢です。
多くのセットが5,000円から15,000円程度の価格帯で販売されており、個別に道具を買い揃える手間が省ける点が魅力です。
国内大手メーカーのシマノやダイワなども、初心者向けのエントリーセットを発売しています。
メリット | デメリット |
---|---|
必要なものが一通り揃う | セット内容が自分のやりたい釣りに合わない場合がある |
個別に買うより割安な場合がある | 個々の道具の品質が低い可能性(特に安価なセット) |
何を買えば良いか分からない初心者にとって手軽 | 使わない道具が含まれていることもある |
シマノ・ダイワ製なら品質も比較的安心 | 竿やリールの番手・長さが選べないことが多い |

セットは楽そうだけど、安すぎるのも不安だし、結局使わないものが入っていても困るな…

セットを選ぶ際は、セット内容をよく確認し、レビューなども参考にすると失敗が少ないですよ。
初心者セットは非常に便利ですが、購入する前にはセット内容が自分のやりたい釣り(場所、魚種)に合っているか、品質は問題ないかをしっかり確認することが、後悔しないための重要なポイントです。
自分で道具を選ぶ際のポイント
初心者セットではなく、自分で一つ一つの釣り道具を選びたいと考える場合は、いくつかのポイントを押さえておくことが大切になります。
まずは全体の予算を決め、次に「やりたい釣りの種類」や「海釣りと川釣りの違い」で考えた内容に基づいて、最低限必要な道具(竿、リール、釣り糸、仕掛け、糸切り用ハサミ、針外し用プライヤー)から優先的に揃えましょう。
特に竿とリールは、予算内で信頼できるメーカーのエントリーモデルを選ぶのが失敗の少ない方法です。
例えば、リールであればシマノの「サハラ」やダイワの「レブロス」シリーズなどが、1万円以下で購入でき性能も十分でおすすめです。
- 自分で選ぶ際のチェックリスト
- 全体の予算設定
- やりたい釣りに合った種類・スペックの選定(竿の長さ、リールの番手、糸の太さなど)
- 最低限必要なものからの購入
- 信頼できるメーカーのエントリーモデル検討 (例: シマノ、ダイワ)
- 釣具店での実物確認(重さ、持ちやすさ)
- 店員さんへの相談活用

やっぱり自分で選んだ方が納得できそう。でも、釣具店で何から聞けばいいんだろう…

釣具店の店員さんに『〇〇(場所)で△△(魚)を釣りたい初心者です。予算は□□円くらいです』と具体的に伝えれば、的確なアドバイスをもらえますよ。
自分で道具を選ぶのは少し手間がかかりますが、一つ一つ吟味して選んだ道具には愛着が湧き、釣りのモチベーションも高まります。
釣り初心者向け必須道具リストと失敗しない選び方
釣りを安全かつ快適に楽しむためには、まず必要最低限の道具を把握し、失敗しない選び方を知ることが重要です。
ここでは、釣り竿(ロッド)、リール、釣り糸(ライン)、仕掛けといった基本アイテムから、安全のためのハサミやプライヤーまで、それぞれの選び方を解説します。
さらに、初心者の方におすすめの仕掛けセットもご紹介します。
これらの道具の役割と選び方のコツを理解すれば、初めての方でも自信を持って釣りの準備を進めることができます。
必須アイテム① 釣り竿(ロッド)の種類とおすすめの長さ
釣り竿、一般的にはロッドと呼ばれる道具は、魚との駆け引きを楽しみ、釣り上げるための基本的な装備です。
初心者の方には、投げやすく様々な仕掛けに対応できるスピニングロッドという種類が最も一般的でおすすめできます。
海の堤防で釣りをする場合、長さは2.7メートルから3.6メートル程度が扱いやすく、多様な状況に対応可能です。
硬さも、極端に硬すぎたり柔らかすぎたりしない、万能タイプを選ぶと良いでしょう。
釣りの種類 | おすすめの長さ | 特徴 |
---|---|---|
堤防でのサビキ | 2.7m~3.6m | 扱いやすく足元から少し先まで狙える |
堤防でのちょい投げ | 3.0m~3.6m | 少し遠投するのに適している |
川・管理釣り場 | 1.8m~2.4m | 取り回しが良く狭い場所でも使いやすい |
釣具店で実際に手に取り、重さや持ちやすさを確認することをおすすめします。
まずは万能に使える一本を選び、釣りのスタイルが決まってきたら、専用のロッドを検討するのが良い流れです。
必須アイテム② リールの種類と初心者向け番手
リールは釣り糸(ライン)を巻き取ったり、送り出したりするための重要な機械です。
ロッドとのバランスや、狙う魚、釣り方によって適切な種類やサイズを選ぶ必要があります。
ロッドと同様に、初心者の方にはスピニングリールが最も扱いやすく、おすすめです。
リールの大きさは「番手」という数字で表され、一般的に数字が大きいほどサイズも大きくなります。
堤防からのサビキ釣りやちょい投げなど、様々な釣りに挑戦したい場合は、汎用性の高い2500番から3000番を選んでおくと幅広く対応できます。
番手 | 主な対象魚・釣り方 | 特徴 |
---|---|---|
1000~2000 | アジ、メバル、トラウト(管理釣り場) | 軽量で小型魚向け、繊細な釣りに適する |
2500~3000 | サビキ、ちょい投げ、シーバス、エギング | 最も汎用性が高く、最初の1台におすすめ |
4000以上 | ショアジギング、投げ釣り(本格) | パワーがあり大型魚や遠投に対応する |
購入する際は、可能であればロッドに装着させてもらい、全体の重さのバランスを確認すると、より快適に使えるリールを見つけられます。
必須アイテム③ 釣り糸(ライン)の素材と太さの選び方
魚と釣り人を繋ぐ釣り糸(ライン)は、釣果を左右する重要な要素の一つです。
素材や太さによって強度や扱いやすさ、水中での見え方などが大きく異なります。
初心者の方にまずおすすめしたいのは、しなやかでクセがつきにくく、比較的安価で手に入るナイロンラインです。
ライントラブルが少なく、扱いやすい点がメリットとなります。
太さは「号数」で表示され、数字が大きいほど太く、強くなります。
堤防からの釣りであれば、3号前後の太さを選んでおけば、多くの状況に対応できるでしょう。
リールのスプール(糸を巻く部分)には、適合するラインの号数と巻ける長さ(糸巻き量)が表示されているので、確認してから購入してください。
ライン素材 | メリット | デメリット | 主な用途 |
---|---|---|---|
ナイロン | しなやか、扱いやすい、安価、伸びがある | 吸水性がある、紫外線劣化、感度が低い | 初心者全般、様々な釣り |
フロロカーボン | 根ズレに強い、感度が高い、水中で見えにくい | 硬い、扱いにくい(初心者)、高価 | ハリス(仕掛けの先端)、ルアー釣り |
PE | 圧倒的な強度、高感度、伸びが少ない | 根ズレに弱い、リーダー必須、高価 | ルアー釣り、投げ釣り |

ラインの太さはどう選べばいいですか?

最初は汎用性の高いナイロン3号前後を選び、釣りたい魚や場所に合わせて調整するのがおすすめです。
ラインは使っているうちに傷んだり、紫外線などで劣化したりする消耗品です。
釣りの前後は必ず状態をチェックし、傷が見られる場合は早めに交換することが釣果につながります。
必須アイテム④ 仕掛けの種類(サビキ・ちょい投げ・ウキ釣り)と使い方入門
仕掛けとは、釣り針、オモリ、ウキ、糸などを組み合わせた、魚を釣るための装置全体のことを指します。
釣りたい魚の種類や、釣りをする場所の状況によって、様々な種類の仕掛けを使い分ける必要があります。
初心者の方が堤防釣りなどで気軽に楽しめる代表的な仕掛けとして、サビキ釣り、ちょい投げ釣り、ウキ釣りの3種類が挙げられます。
最初は、必要なパーツが全てセットになっていて、パッケージから出してすぐに使える「完成仕掛け」を利用するのが最も簡単です。
仕掛け種類 | 狙える主な魚 | 特徴・使い方 |
---|---|---|
サビキ釣り | アジ、イワシ、サバ | 複数の針が付いた仕掛け。コマセ(撒き餌)カゴに餌を入れ竿を上下させて魚を誘う。堤防釣りの定番 |
ちょい投げ釣り | キス、ハゼ、カレイ | オモリと針だけのシンプルな仕掛け。軽く投げて海底を探る釣り方。餌はゴカイなどを使用する |
ウキ釣り | メバル、アジ、クロダイ | ウキの動きでアタリ(魚が食いついた反応)を見る釣り方。タナ(魚がいる水深)に合わせてウキ下の長さを調整することが重要 |
釣具店で「堤防でアジを釣りたいのですが、初心者向けのサビキ仕掛けはどれですか?」のように、具体的に釣りたい魚や場所を伝えて相談すると、ぴったりの仕掛けを選んでもらえます。
必須アイテム⑤ 安全な糸切り用ハサミ
釣りにおいては、釣り糸(ライン)を切る作業が頻繁に発生します。
仕掛けを交換するとき、根掛かり(仕掛けが海底の障害物に引っかかること)してしまったときなど、様々な場面で必要となるため、ハサミは必須アイテムの一つです。
もちろん、普段使っている文房具のハサミでもナイロンライン程度なら切れます。
しかし、PEラインのような特殊な素材のラインは非常に切れにくいため、釣り専用のラインカッターやハサミを用意することをおすすめします。
釣り用のハサミは、切れ味が良いだけでなく、海水で錆びにくい素材で作られていたり、安全キャップが付いていたりするものが多いです。
価格も手頃なものが多く、釣具店だけでなく100円ショップなどでも入手できます。
- 切れ味の良さ(特にPEライン対応か)
- 錆びにくさ
- コンパクトさ、携帯性
- 安全性(キャップの有無など)
この小さな道具があるだけで、仕掛け作りやトラブル対応が格段にスムーズになり、釣りの効率と安全性を高めることができます。
必須アイテム⑥ 針外しに便利なプライヤー
釣れた魚から安全かつスムーズに釣り針を外すために、プライヤーは非常に重宝する道具です。
魚が針を深く飲み込んでしまった場合や、歯が鋭い魚、ヒレに毒を持つ魚などが釣れた場合に、素手で針を外そうとするのは大変危険です。
怪我を防ぐためにも、必ず用意しておきたいアイテムといえます。
一般的なラジオペンチでも代用は可能ですが、釣り用に設計されたプライヤーは、先端が細長く加工されており、小さな魚の口にも入れやすく、針をしっかりと掴めるように工夫されています。
また、オモリを糸に固定する「かしめる」作業や、ルアーのリングを開閉する機能が付いているものもあります。

魚の口から針を外すのが怖いです…

プライヤーを使えば、魚に直接触れずに安全かつスムーズに針を外せるので安心してください。
魚を安全に掴むためのフィッシュグリップと併用することで、より確実に、そして魚へのダメージも少なく針を外すことができます。
【入門に最適】おすすめ仕掛けセット
「道具の種類が多くて、どれを選べばいいか分からない…」そんな釣り初心者の方にとって、必要な仕掛けや小物が一通り揃った入門用の仕掛けセットは、最初の選択肢として非常に魅力的です。
多くの釣具メーカーから、サビキ釣り、ちょい投げ釣り、あるいは複数の釣りに対応できる堤防釣りセットといった名称で、数百円から1,000円程度で販売されています。
これらのセットには、釣り針、オモリ、糸付きの針(ハリス)、ウキ、接続金具(サルカン)などが含まれており、パッケージの説明書き通りにセッティングするだけで、すぐに釣りを始められる手軽さが最大のメリットです。
セットの種類例 | 内容物例 | メリット | 注意点 |
---|---|---|---|
サビキ釣りセット | サビキ仕掛け数枚、コマセカゴ、オモリ | 手軽にサビキ釣りが始められる | 竿、リール、糸は別途必要 |
ちょい投げセット | 天秤付きオモリ、仕掛け(針)数セット、予備の針 | シンプルでキスやハゼ狙いに適する | 竿、リール、糸、餌は別途必要 |
堤防釣り万能セット | 竿、リール(糸付き)、仕掛け数種、小物ケースなど | これだけで基本的な釣りが可能 | 個々の品質は入門レベル、不要なものも含む場合あり |
まずはこうしたセット商品を利用して、仕掛けの構造や釣りの基本的な流れを体験してみるのが良いでしょう。
そして釣りに慣れてきたら、それぞれのアイテムを自分の好みや釣りのスタイルに合わせて、個別に選んでステップアップしていくことをおすすめします。
- 必須アイテム① 釣り竿(ロッド)の種類とおすすめの長さ
- 必須アイテム② リールの種類と初心者向け番手
- 必須アイテム③ 釣り糸(ライン)の素材と太さの選び方
- 必須アイテム④ 仕掛けの種類(サビキ・ちょい投げ・ウキ釣り)と使い方入門
- 必須アイテム⑤ 安全な糸切り用ハサミ
- 必須アイテム⑥ 針外しに便利なプライヤー
- 【入門に最適】おすすめ仕掛けセット
もっと快適・安全に!釣りの便利アイテムと持ち物リスト
- 釣果と飲食物の保冷に必須のクーラーボックス
- 万が一の備え!ライフジャケットの必要性と種類
- 手洗いや魚キープに便利な水汲みバケツ
- 安全に魚を掴むフィッシュグリップ・魚つかみ
- 道具の整理・持ち運びに役立つタックルボックス
- 朝夕の釣りに活躍するヘッドライト
- 釣り初心者におすすめの服装・長靴・手袋
- その他あると安心な便利グッズ(タオル、日焼け止め等)
釣りをより快適かつ安全に楽しむためには、基本的な道具に加えて、あると便利なアイテムを準備しておくことが重要です。
この見出しでは、釣果を新鮮に保つクーラーボックス、万が一の備えとなるライフジャケット、魚の扱いや手洗いに役立つ水汲みバケツやフィッシュグリップ、道具整理に便利なタックルボックス、薄暗い時間帯に活躍するヘッドライト、そして初心者におすすめの服装やあると安心なその他便利グッズについて解説していきます。
これらのアイテムを揃えることで、釣りの快適性が格段に向上し、安全面でのリスクも軽減できます。
釣果と飲食物の保冷に必須のクーラーボックス
クーラーボックスは、釣った魚を新鮮な状態で持ち帰ったり、飲み物や食べ物を冷たいまま保管したりするために欠かせないアイテムです。
サイズは釣る魚の量や持ち運ぶ飲食物の量に合わせて選びますが、初心者の方はまず15~25リットル程度のコンパクトなタイプを選ぶと扱いやすいでしょう。
保冷力の目安として、発泡スチロール製は手軽ですが保冷力は低め、発泡ウレタン製は保冷力が高くおすすめです。
種類 | 特徴 | 保冷力目安 | 価格帯目安 |
---|---|---|---|
発泡スチロール製 | 軽量で安価、手軽に使える | △ | 安価 |
発泡ウレタン製 | 一般的なタイプ、保冷力と価格のバランスが良い | ◯ | 中程度 |
真空パネル製 | 非常に高い保冷力を持つ | ◎ | 高価 |

最初はどれくらいのサイズが良いのかな?

まずは持ち運びやすい15~25リットル程度から試してみましょう
釣りのスタイルや季節に合わせて、適切なサイズのクーラーボックスを選び、釣果や飲食物を美味しく保ちましょう。
万が一の備え!ライフジャケットの必要性と種類
ライフジャケット(救命胴衣)は、万が一、水中に転落してしまった場合に、浮力を確保し命を守るための非常に重要な安全装備です。
特に堤防や磯、船釣りなど、落水の危険性がある場所では必ず着用しましょう。
国土交通省の安全基準を満たした桜マーク付きのものが推奨されます。
タイプとしては、常に浮力がある固型式と、水に落ちると自動で膨らむ膨張式(自動・手動)があります。
種類 | メリット | デメリット | 着用推奨シーン |
---|---|---|---|
固型式 | 安価、手入れが容易、すぐに浮力を確保 | かさばる、動きにくい場合がある | 子ども、泳ぎが苦手な方、磯釣りなど |
膨張式 | コンパクトで動きやすい | 定期的な点検が必要、固型式より高価 | 堤防釣り、船釣り、ルアー釣りなど |
自分の釣りスタイルや活動場所に合わせて適切なタイプを選び、安全のために必ず着用する習慣をつけることをおすすめします。
手洗いや魚キープに便利な水汲みバケツ
水汲みバケツは、釣り場で海水や川水を汲むための道具で、手を洗ったり、釣った魚を一時的に活かしておいたりする際に活躍します。
ロープが付いているタイプを選べば、足場の高い堤防などでも安全に水を汲むことが可能です。
折りたたみ式のものはコンパクトに収納できて持ち運びに便利で、透明な素材のものは中の魚の様子を観察しやすいというメリットがあります。
大きさは18cm~21cm程度が一般的です。

ロープの長さはどれくらいあればいいの?

一般的には5~8m程度のロープが付いていれば、多くの堤防で対応できます
水汲みバケツがあれば、釣り中の手洗いや魚の活かしキープが容易になり、より快適に釣りを楽しめるでしょう。
安全に魚を掴むフィッシュグリップ・魚つかみ
フィッシュグリップ(魚つかみ)は、釣った魚を安全に掴むための道具です。
魚の歯やヒレ、毒などから手を守るだけでなく、魚へのダメージを最小限に抑える役割も果たします。
素材はステンレス製やアルミ製が多く、形状もトリガータイプやハサミタイプなど様々です。
特に毒を持つ魚(例: ゴンズイ、アイゴ)や歯が鋭い魚(例: タチウオ、シーバス)を釣る際には必須と言えるアイテムです。
素材 | 特徴 |
---|---|
ステンレス製 | 錆びにくく丈夫、比較的手頃な価格 |
アルミ製 | 軽量で持ち運びやすい |
樹脂製 | 安価で軽量、小型魚向け |
安全かつ確実に魚をホールドするために、自分の釣る魚のサイズや種類に合ったフィッシュグリップを選ぶことが大切です。
道具の整理・持ち運びに役立つタックルボックス
タックルボックスは、仕掛け、ルアー、オモリ、ハサミ、プライヤーなどの釣り小物を整理して収納し、持ち運ぶための箱です。
道具を効率よく収納することで、釣り場での作業がスムーズになり、紛失も防げます。
座れるタイプのタックルボックスもあり、椅子代わりにもなるため便利です。
サイズや内部の仕切りの種類も豊富なので、自分の持っている道具の量や種類に合わせて選びましょう。
メイホウの「バケットマウス」シリーズなどは人気があります。
必要な道具をひとまとめにしておくことで、準備や片付けの手間も省け、釣りに集中できるでしょう。
朝夕の釣りに活躍するヘッドライト
ヘッドライトは、頭部に装着するタイプのライトで、夜釣りや早朝、夕方の薄暗い時間帯(マズメ時)の釣りで非常に役立ちます。
両手が自由になるため、仕掛けの準備や交換、餌付け、魚を取り込む際などの作業が安全かつ効率的に行えます。
明るさ(ルーメン数)や照射範囲、防水性能などを確認して選びましょう。
100~200ルーメン程度あれば、手元作業には十分な明るさです。
ジェントスやレッドレンザーなどのメーカーが有名です。
暗い時間帯の釣りの安全確保と作業効率向上のために、ひとつ持っておくと安心なアイテムとなります。
釣り初心者におすすめの服装・長靴・手袋
釣りは屋外での活動であり、天候や季節によって適切な服装を選ぶことが快適さと安全につながります。
基本は汚れてもよく、動きやすい服装です。
夏場は日差し対策として長袖・長ズボン、帽子、サングラスを着用し、熱中症対策も忘れずに行います。
冬場は防寒・防水性能の高いウェアが必須です。
足元は、濡れた場所でも滑りにくい長靴や防水シューズを選びましょう。
また、餌付けや魚を掴む際、防寒のために手袋(フィッシンググローブ)があると便利です。
アイテム | 選び方のポイント |
---|---|
服装(上) | 動きやすく、温度調節しやすい重ね着が基本 |
服装(下) | 丈夫で動きやすいパンツ、夏場も長ズボン推奨 |
帽子 | 日差し、雨、寒さ対策に必須、キャップやハット |
靴 | 滑りにくく防水性のある長靴やシューズ |
手袋 | 防寒、保護、作業性向上(指ぬきタイプなど) |
季節や天候、釣り場に合わせて適切な服装・履物・手袋を選び、安全で快適な釣りを楽しみましょう。
その他あると安心な便利グッズ(タオル、日焼け止め等)
ここまで紹介したアイテム以外にも、持っていると釣りがより快適になる便利なグッズがいくつかあります。
例えば、手を拭いたり汚れを落としたりするタオルやウェットティッシュ、夏場の紫外線対策に必須の日焼け止め、急な雨に対応できるレインウェア(カッパ)、飲み物や軽食、虫除けスプレー、絆創膏などの救急セットも準備しておくと安心です。
ゴミ袋も忘れずに持参し、釣り場の美化にも努めましょう。
便利グッズ | 用途 |
---|---|
タオル | 手拭き、汚れ落とし |
ウェットティッシュ | 手や道具の汚れ落とし |
日焼け止め | 紫外線対策 |
レインウェア | 急な雨、防寒・防風対策 |
救急セット | 怪我への備え |
ゴミ袋 | ゴミの持ち帰り |
飲み物・軽食 | 水分補給、エネルギー補給 |
虫除けスプレー | 不快な虫対策 |
必須ではありませんが、これらのグッズを準備しておくことで、様々な状況に対応でき、より安心して釣りを楽しむことができます。
どこで買う?費用は?初心者向け釣り道具の購入ガイド
- 釣具店での相談と購入のポイント
- 通販サイト利用時のメリット・デメリット
- レンタルや中古品の活用も視野に
- 初心者向け釣り道具一式の費用目安
- 道具選びでの失敗を防ぐ注意点
- 簡単な釣り道具のメンテナンス方法
- 釣り場での安全確保と基本マナー
釣り道具を揃える上で、どこで購入するか、そして予算はどれくらい見ておけばよいかは、初心者にとって最初の大きな関門です。
選択肢としては、専門知識が豊富な釣具店での購入、手軽さが魅力の通販サイトの利用、そして初期費用を抑えられるレンタルや中古品の活用があります。
また、初心者向け釣り道具一式の費用目安を知っておくと安心できますし、道具選びでの失敗を防ぐ注意点や、長く使うための簡単な釣り道具のメンテナンス方法、そして最も大切な釣り場での安全確保と基本マナーも押さえておきたいポイントです。
それぞれの特徴を理解し、ご自身の状況や考え方に合った方法で、最適な釣り道具を見つけることが大切です。
釣具店での相談と購入のポイント
釣具店での購入は、初心者にとって最も安心できる方法の一つです。
最大のメリットは、専門知識を持った店員さんに直接相談できることです。
予算ややってみたい釣りの種類、よく行く釣り場の状況などを伝えれば、あなたに合った道具選びを的確にサポートしてくれます。
相談したい内容 | 聞き方の例 |
---|---|
やりたい釣りのイメージ | 「海の堤防でサビキ釣りを始めたいのですが、何が必要ですか?」 |
予算 | 「初心者向けの道具一式を、1万5千円くらいの予算で揃えたいです」 |
釣り場の状況 | 「〇〇漁港によく行く予定なのですが、おすすめの竿の長さは?」 |
道具の使い方 | 「リールへの糸の巻き方を教えてもらえますか?」 |
おすすめの商品 | 「初心者におすすめの、扱いやすいリールはどれですか?」 |
アフターサービスについて | 「購入後のメンテナンスや修理もお願いできますか?」 |

釣具店って、専門的な感じで入りにくいかも…

大丈夫ですよ!「釣りを始めたい初心者です」と伝えれば、親切に教えてくれるお店がほとんどです
実際に道具を手に取って重さや感触を確かめられるのも、釣具店ならではの利点です。
疑問点をその場で解消し、納得して購入できるため、失敗が少ない選択肢と言えます。
通販サイト利用時のメリット・デメリット
Amazonや楽天市場などの通販サイトは、自宅にいながら手軽に釣り道具を探せる便利な選択肢です。
豊富な品揃えの中から、価格やレビューを比較検討しやすいのが大きな魅力です。
特に、欲しい商品が決まっている場合や、近所に釣具店がない場合には重宝します。
メリット | デメリット |
---|---|
豊富な品揃え | 実物を確認できない |
価格比較が容易 | 店員さんに直接相談できない |
レビューを参考にできる | 商品のサイズ感や質感が分かりにくい |
自宅まで届けてくれる手軽さ | 不良品やイメージ違いのリスクがある |
24時間いつでも購入可能 | 送料がかかる場合がある |
ポイントが貯まる・使える場合がある | 糸巻きなどの初期設定は自分で行う必要がある |

通販だと、どれを選んでいいか余計に迷いそう…

確かに選択肢が多いですが、人気ランキングや詳細な商品説明、購入者のレビューを参考に絞り込めますよ
一方で、実物を手に取って確認できないため、サイズ感や質感がイメージと異なる可能性があります。
また、専門的なアドバイスを受けられないため、ある程度の知識がないと適切な商品を選ぶのが難しい側面もあります。
購入の際は、商品説明やレビューをよく確認することが重要です。
レンタルや中古品の活用も視野に
「まずは一度釣りを試してみたい」「初期費用をできるだけ抑えたい」という方には、レンタルや中古品の活用も有効な選択肢です。
高価な道具を揃える前に、釣りが自分に合っているかを確認できます。
方法 | メリット | デメリット |
---|---|---|
レンタル | 初期費用が不要 | 毎回レンタル料がかかる |
レンタル | 色々な道具を試せる | 道具の種類や品質を選べない場合がある |
レンタル | 保管場所が不要 | 予約が必要な場合や、貸出場所が限られる場合がある |
中古品 | 新品より安価に購入できる | 商品の状態を確認する必要がある |
中古品 | 思わぬ掘り出し物が見つかる可能性がある | 保証がない場合が多い |
中古品 | 環境に優しい(リユース) | 欲しいものがすぐに見つからない可能性がある |

レンタルや中古って、初心者でも大丈夫かな?

問題ありません。レンタルなら使い方を教えてもらえますし、中古品は状態の良いものを選べば十分使えます
レンタルは、管理釣り場(釣り堀)や一部の釣具店、釣り船などで利用できる場合があります。
中古品は、釣具専門の中古ショップやフリマアプリなどで探せます。
ただし、中古品は商品の状態をよく確認してから購入するようにしましょう。
初心者向け釣り道具一式の費用目安
釣りを始めるにあたって、最低限必要な道具一式を揃えるのにどれくらいの費用がかかるのか、気になりますよね。
結論から言うと、新品で基本的なものを揃える場合、1万円~2万円程度が目安です。
もちろん、選ぶ道具の種類やメーカーによって価格は変動します。
道具の種類 | 価格帯の目安 | 備考 |
---|---|---|
竿(ロッド) | 3,000円~8,000円 | スピニングロッドの入門モデル |
リール | 3,000円~5,000円 | スピニングリールの2500~3000番クラス |
釣り糸(ライン) | 500円~1,000円 | ナイロンライン 3号前後 |
仕掛けセット | 500円~1,500円 | サビキ、ちょい投げ、ウキ釣りなどの完成仕掛け |
ハサミ | 500円~1,000円 | 釣り用でなくても可 |
プライヤー | 1,000円~2,000円 | ラジオペンチなどでも代用可能 |
合計 | 8,500円~18,500円 | あくまで目安です |

思ったより安いかも!でも、もっと安いセットもあるよね?

5,000円程度のセットもありますが、内容や品質は様々です。長く使うことを考えると、ある程度の品質のものを選ぶのがおすすめです
上記は最低限必要な道具の目安です。
これに加えて、クーラーボックスやライフジャケット、ウェアなどを揃える場合は、さらに予算が必要になります。
最初は無理のない範囲で揃え、釣りに慣れてきたら少しずつ良いものに買い替えていくのがおすすめです。
道具選びでの失敗を防ぐ注意点
せっかく釣り道具を揃えるなら、失敗は避けたいものです。
初心者の方がやりがちな失敗とその対策を知っておくことで、後悔のない道具選びができます。
やりがちな失敗例 | 対策 |
---|---|
用途に合わない道具を買ってしまう | 自分がやりたい釣りの種類(海か川か、サビキか投げか等)を明確にする |
安さだけで選んでしまい、すぐに壊れる | 極端に安価なものは避け、信頼できるメーカーの入門モデルなどを選ぶ |
セット内容をよく確認せずに買ってしまう | セットに含まれる竿の長さやリールの番手、仕掛けの種類などを確認する |
デザインだけで選んでしまう | 見た目だけでなく、重さや扱いやすさ、機能性を重視する |
店員さんの言いなりになって不要なものまで買う | 事前に必要なものをリストアップし、予算を伝えて相談する |
ネットの情報だけで判断してしまう | レビューは参考にしつつ、可能なら実店舗で実物を確認する |

色々考え出すと、何を選べばいいか分からなくなりそう…

まずは釣具店の店員さんや、釣りに詳しい知人に相談するのが一番確実ですよ
特に重要なのは、「自分がどんな釣りをしたいか」をある程度決めておくことです。
ターゲットにする魚や釣り場の環境によって、適した道具は大きく異なります。
焦らず、情報収集と比較検討をしっかり行いましょう。
簡単な釣り道具のメンテナンス方法
釣り道具を長持ちさせるためには、簡単なメンテナンスが重要です。
特に海釣りをした後は、塩分によるサビや劣化を防ぐために、使用後の手入れが欠かせません。
難しい作業は必要なく、基本的な水洗いと乾燥だけでも効果があります。
メンテナンス手順 | ポイント |
---|---|
1. 釣行後の水洗い | 竿やリール、小物類についた汚れや塩分を真水で洗い流す |
リールはドラグを締めてから優しく水をかける | |
2. 水分を拭き取る | 乾いたタオルなどで、全体の水分を丁寧に拭き取る |
竿のガイド周りやリールの細かい部分も忘れずに | |
3. しっかり乾燥 | 風通しの良い日陰で、完全に乾燥させる |
直射日光は素材を傷める可能性があるので避ける | |
4. 保管 | 乾燥後、専用のケースや袋に入れて湿気の少ない場所に保管 |
(必要に応じて)注油 | リールの回転部分などに専用のオイルやグリスを少量注油 |

毎回やるのはちょっと面倒かも…

完璧でなくても大丈夫!まずは水洗いと乾燥だけでも習慣にすると、道具の寿命がぐっと延びますよ
使い終わった仕掛けや汚れたタオルなどをそのまま放置せず、きちんと片付けることも大切です。
丁寧な手入れは、次回の釣りを快適にするだけでなく、道具への愛着にも繋がります。
釣り場での安全確保と基本マナー
釣りを楽しむ上で、最も重要なのが安全確保とマナーを守ることです。
事故なく安全に釣りを楽しむために、事前の準備と釣り場での心がけが欠かせません。
また、他の釣り人や地域住民の方に迷惑をかけないよう、基本的なマナーを守ることも大切です。
安全確保のポイント | 基本的なマナー |
---|---|
ライフジャケットの着用(特に海) | ゴミは必ず持ち帰る |
天候や波の高さを事前に確認 | 釣り禁止の場所では釣りをしない |
足場の良い場所を選ぶ | 周囲の人との距離を保つ(キャスト時注意) |
無理な立ち入りはしない | 大きな声や騒音を出さない |
子供から目を離さない | 釣り場を汚さない(コマセ等) |
毒魚や危険な生物に注意 | 漁業関係者の邪魔にならないようにする |
熱中症・寒さ対策を万全に | 地域住民への配慮を忘れない |
緊急連絡手段を確保 | 釣った魚の扱い(リリース・持ち帰り) |

安全とかマナーとか、堅苦しい感じがするな…

自分自身や周りの人が気持ちよく釣りを楽しむために、とても大切なことです。難しいルールばかりではありませんよ
安全対策を怠ると、思わぬ事故に繋がる可能性があります。
また、マナー違反は他の釣り人に不快感を与えるだけでなく、釣り場自体が利用禁止になってしまう原因にもなりかねません。
ルールを守って、安全で楽しい釣りを心がけましょう。
よくある質問(FAQ)
- Qおすすめの釣り 初心者 道具 セットはありますか?
- A
セットを選ぶ際は、まずご自身が挑戦したい釣り(例えば、堤防でのサビキ釣り)に対応している内容かを確認します。
国内の主要メーカー(シマノ、ダイワなど)が販売している入門者向けの釣り道具 セットは、品質の面で比較的安心できます。
購入者のレビューなども参考にしつつ、極端に安価なものよりも、5,000円から15,000円程度の価格帯から検討することが失敗の少ない選び方です。
- Q釣り 初心者 道具の費用をできるだけ抑えたいのですが、方法はありますか?
- A
まずはお試しで釣りを体験するために、レンタルを利用するのも一つの良い方法になります。
道具を購入する場合、初期費用を抑えるなら中古の釣り道具を探すという選択肢があります。
釣具専門の中古ショップやオンラインのフリマサービスなどを活用すると、状態の良いものが比較的安い価格で見つかることも少なくありません。
ただし、中古品を購入する際は、商品の状態をよく確認することが重要になります。
- Q釣り 初心者 道具はどこで買うのがおすすめですか?良い釣具店の見分け方はありますか?
- A
初めて釣り道具を揃えるのであれば、専門知識を持つ店員さんに直接相談できる実店舗の釣具店がおすすめです。
良い釣具店の特徴としては、初心者であることを伝えた際に、専門用語を多用せず、丁寧に分かりやすく説明してくれる点が挙げられます。
ご自身の予算ややってみたい釣りの種類を具体的に伝えると、親身になって相談に乗ってくれるでしょう。
無理に高価な商品を勧めてこないお店を選ぶことが大切です。
- Q釣り道具のメンテナンスで、絶対にやってはいけないことはありますか?
- A
特に海釣りで使用した後のリールを、水の中に直接漬け込んで洗うのは避けてください。
リールの内部に水が浸入し、サビや故障の原因となります。
リールのドラグ(糸の出方を調整する部分)をしっかりと締めてから、真水の流水で表面の塩分や汚れを優しく洗い流すのが基本です。
また、竿を乾燥させる際に、直射日光に長時間当てることも素材を傷める可能性があるため、必ず風通しの良い日陰で乾かすようにしましょう。
- Q海釣りと川釣り、初心者が最初に始めるならどちらがおすすめですか?
- A
どちらにも魅力がありますが、比較的アクセスしやすく、手軽に始められるという点で、海の堤防釣りが初心者の方にはおすすめです。
特にアジやイワシといった魚を狙うサビキ釣りは、特別な技術がなくても比較的簡単に釣果を得やすく、釣りの基本的な楽しさを体感できます。
必要な海釣り 初心者 道具も、比較的安価で手に入りやすいものが多いです。
- Q必須アイテムリスト以外で、特に初心者が用意すべきものはありますか?
- A
安全面を最優先に考えるならば、ライフジャケットは必ず用意しましょう。
特に堤防や磯、船など、落水の危険性が伴う場所で釣りをする際には、万が一の事故に備えることが極めて重要です。
国土交通省が定めた安全基準を満たしていることを示す「桜マーク」が付いている製品を選ぶとより安心です。
ご自身の命を守るための最も大切な装備と考えてください。
まとめ
この記事では、釣り初心者が最初に悩む道具選びについて、最低限必要なリストから選び方のコツ、おすすめの購入方法まで詳しく解説しました。
まずは「どこで何を釣りたいか」具体的にイメージすることが、失敗しないための最も重要なポイントです。
- 失敗しない道具選びは「どんな釣りをしたいか」具体的にイメージすることから
- まずは最低限必要な竿、リール、糸、仕掛けなどの基本を知ること
- 初心者セットや釣具店など、自分に合った購入方法を選ぶこと
- 安全装備(特にライフジャケット)と釣り場のマナーは必ず守ること
この記事を参考に、あなたにぴったりの道具を見つけて、安全に注意しながら楽しい釣りデビューを果たしましょう。
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