エアコンの汚れや臭いが気になっていませんか。
実は、正しい方法と注意点を守れば、自分で安全にエアコンクリーニングを行うことができます。
この記事では、フィルター掃除から内部のフィン洗浄まで、自分でできるエアコン掃除の具体的な手順や必要な道具、洗剤選び、失敗しないための重要な注意点を詳しく解説します。

業者に頼むと高いし、自分でやりたいけど壊しそうで不安…どうすればいいの?

大丈夫です、安全な手順と注意点をしっかりお伝えしますね
- 自分でできる安全なエアコンクリーニングの具体的な手順
- 掃除に必要な道具や洗剤の選び方
- エアコン掃除を行う際の重要な注意点と失敗リスク
- 自分で掃除が難しい場合の判断基準と業者選びのポイント
エアコンクリーニングを自分で試す価値
エアコンクリーニングを業者に依頼すると、1台あたり1万円以上の費用がかかることも珍しくありません。
しかし、正しい手順と注意点を守れば、自分で試すことで大幅な費用削減が可能です。
自分で挑戦することには、費用節約以外のメリットも存在します。
例えば、エアコン内部のカビやホコリを除去することで快適な空気環境を維持でき、電気代の節約効果への期待も持てます。
ただし、作業には知るべきリスクも伴うため、メリットとデメリットをしっかり理解することが大切です。
この記事を読んで、ご自身でエアコンクリーニングを試す価値があるか判断しましょう。
費用節約だけではないメリット
専門業者にエアコンクリーニングを依頼した場合、一般的な壁掛けタイプで1台あたり8,000円から15,000円程度の費用がかかることが多いです。
一方、自分で掃除する場合、必要な道具や洗剤を揃える費用だけで済み、数千円程度に抑えることが可能です。
繰り返し行う場合はさらにコストパフォーマンスが高まります。
費用面だけでなく、自分の都合の良いタイミングで作業できる点もメリットです。
業者との日程調整が不要なため、汚れが気になった時にすぐ対応できます。
また、作業を通してエアコンの構造や汚れやすい箇所を理解できるため、日頃の簡単な手入れにも役立つ知識が身に付きます。

業者に頼むと高いから自分でやりたいけど、お金以外にも良いことあるのかな?

費用はもちろん、自分のペースでできてエアコンにも詳しくなれますよ
自分でエアコンクリーニングを行うことは、金銭的な節約だけでなく、スケジュール調整の自由度向上や、家電への理解を深める良い機会となるでしょう。
快適な空気環境の維持
エアコン内部は、運転中に取り込んだ空気中のホコリや湿気によってカビが発生しやすい環境です。
フィルターを通過した細かなホコリや、結露によって発生したカビがフィンやファンに付着すると、運転時に嫌な臭いが発生したり、アレルギーの原因物質を室内にまき散らしたりする原因となります。
定期的に自分でエアコンクリーニングを行い、これらの汚れを取り除くことで、健康的で気持ちの良い室内空間を保つことができます。
特に小さなお子様やアレルギー体質の方がいるご家庭では、きれいな空気環境を維持するために、こまめな掃除が重要です。
汚れの種類 | 主な発生場所 | 健康・環境への影響 |
---|---|---|
ホコリ | フィルター、フィン | アレルギーの原因、効率低下 |
カビ | フィン、ファン | 嫌な臭い、アレルギーの原因 |
油汚れ | キッチン近くのフィン | 臭い、ホコリの付着促進 |
エアコン内部を清潔に保つことは、不快な臭いを防ぐだけでなく、家族の健康を守ることにも繋がる大切なメンテナンスです。
電気代の節約効果への期待
エアコンのフィルターやフィン(熱交換器)にホコリや汚れが溜まると、空気の通り道が塞がれ、熱交換の効率が悪くなります。
効率が低下したエアコンは、設定温度に到達させるためにより多くの電力を消費し、結果として電気代が高くなる原因となります。
自分でエアコンクリーニングを行い、フィルターやフィンの汚れをきれいに取り除くことで、エアコン本来の性能が回復し、冷暖房効率が向上します。
これにより、少ない消費電力で快適な室温を保てるようになり、年間を通じて電気代の節約につながることが期待できます。
環境省のデータによると、フィルター清掃で約4%の消費電力削減効果があるとされています。

掃除したら電気代も安くなるって本当?

はい、効率が良くなるので節約効果が期待できます
定期的なエアコンクリーニングは、お財布にも環境にも優しい選択と言えるでしょう。
作業前に知るべきリスク
自分でエアコンクリーニングを行うことには多くのメリットがありますが、エアコンが内部に電子部品を含む精密な電化製品であることを忘れてはいけません。
誤った方法で作業を行うと、思わぬトラブルにつながる可能性があります。
最も注意すべき点は、感電と故障のリスクです。
作業前に必ず電源プラグをコンセントから抜かなければ、感電の危険があります。
また、洗浄液や水が電装部品(基盤など)にかかると、ショートして故障する原因となります。
フィンを強くこすりすぎて変形させてしまうことや、洗浄液が周囲の壁や家具に飛散して汚してしまう可能性も考慮する必要があります。
リスクの種類 | 具体的な内容 | 主な対策 |
---|---|---|
感電 | 作業中に電気が流れる | 必ず電源プラグを抜く |
故障(部品破損) | フィン変形、電装部品への水濡れ | 優しく扱う、電装部品を厳重に養生 |
家財汚損 | 洗浄液や汚水の飛散 | しっかりと養生する |
怪我 | 脚立からの転落、洗剤の吸引 | 安定した足場、換気、保護具(マスク等) |
これらのリスクを十分に理解し、正しい手順と安全対策を徹底することが、自分でエアコンクリーニングを行う上での絶対条件です。
少しでも不安がある場合は、無理せず専門業者への依頼を検討してください。
自分で始めるエアコン掃除の第一歩
エアコン掃除を自分で行う上で、安全確保と正しい手順の理解が最も重要です。
ここでは、掃除前の必須準備から、道具や洗剤の選び方、汚れやすいフィルターやカバー、吹き出し口の具体的な清掃手順までを解説していきます。
これらのステップを着実に実行することで、安心してエアコンクリーニングの第一歩を踏み出せます。
安全確保のための必須準備
エアコンは電化製品であるため、掃除を始める前に必ず電源プラグをコンセントから抜くことが、感電事故を防ぐための絶対条件です。
作業中の思わぬ事故を防ぐために、足元が不安定にならないよう安定した足場(脚立など)を確保し、滑りにくい履物を着用することも忘れないでください。
また、換気を十分に行い、作業スペースを確保することも大切です。
項目 | 確認事項 |
---|---|
電源 | コンセントからプラグを抜いたか |
足場 | 安定した脚立などを設置したか |
作業スペース | 周囲に障害物がないか |
換気 | 窓を開けるなど換気できているか |
保護具(推奨) | ゴム手袋、マスク、保護メガネ |

電源プラグを抜くだけで本当に大丈夫?

はい、電源プラグを抜けば感電のリスクは大幅に減りますが、念のため内部の電装部品には水をかけないよう細心の注意を払いましょう
これらの準備を怠ると、重大な事故につながる恐れがあるため、作業開始前に必ず確認しましょう。
必要な道具リストと選び方
エアコン掃除を効率よく、安全に進めるためには、目的に合った道具を事前に準備することが大切です。
基本的なホコリ取りから内部洗浄まで、必要な道具とその選び方のポイントを具体的に紹介します。
道具 | 選び方のポイント・用途 |
---|---|
掃除機 | ノズルが細いタイプ(フィルターや細かい部分のホコリ吸引) |
歯ブラシ(古) | フィンや吹き出し口など、細かい部分の汚れ落とし |
やわらかい布 | マイクロファイバークロスなど(カバーやルーバーの拭き掃除、傷つけにくい素材) |
バケツ | フィルター洗浄やすすぎ用 |
ゴム手袋 | 洗剤使用時や汚れからの保護 |
マスク・保護メガネ | ホコリや洗剤の吸い込み、目への飛散防止 |
ビニールシート/マスカー | 床や壁、家具の養生用(広範囲を覆えるサイズ、テープ付きのマスカーが便利) |
脚立 | 安定性の高いもの(エアコン設置場所の高さに合わせる) |
エアコン洗浄スプレー | フィン・ファン用(目的に合ったタイプを選択、電装部品にかからないよう注意が必要) |
中性洗剤 | 食器用洗剤など(フィルターやカバーの水洗い用、刺激の少ないもの) |
プラスドライバー | 機種によりカバー取り外しに必要 |

専用の道具じゃないとダメなの?

必ずしも専用品である必要はありませんが、エアコン洗浄スプレーは内部の洗浄に適した成分や噴射方式になっているため、より安全で効果的に掃除できます
これらの道具を揃えることで、スムーズかつ安全にエアコン掃除を進めることが可能です。
適切なエアコン用洗剤の種類と注意点
エアコン内部の洗浄には、エアコン専用の洗浄スプレーの使用が推奨されます。
汚れの種類や掃除箇所に合わせて選びましょう。
市販されているスプレーにはフィン用とファン用があり、成分や噴射方式が異なります。
また、フィルターやカバーなど、取り外して水洗いできる部品には、刺激の少ない中性洗剤(食器用洗剤など)が使用できます。
種類 | 主な用途 | 特徴・注意点 |
---|---|---|
エアコンフィン洗浄スプレー | 熱交換器(フィン)洗浄 | 比較的噴射力が弱い、電装部品にかからないよう注意、アルミフィンを傷めない成分、水洗い不要タイプが手軽 |
エアコンファン洗浄スプレー | 送風ファン(シロッコファン)洗浄 | ノズルが長く奥まで届きやすい、洗浄液が垂れやすい、電装部品やモーターへの飛散に注意、完全な洗浄は難しい |
中性洗剤(食器用など) | フィルター、カバー洗浄 | 水で洗い流せる部品に使用、アルカリ性・酸性洗剤は変色や破損の可能性あり、洗剤残りはカビの原因になるためよくすすぐ |

強い洗剤の方がよく落ちるんじゃない?

アルカリ性や酸性の強い洗剤は、エアコンのアルミフィンや樹脂部品を傷めたり、変色させたりする可能性があるため避け、必ずエアコン用か中性洗剤を使用しましょう
洗剤を使用する際は、必ず換気を行い、用法・用量を守り、電装部品にかからないよう細心の注意を払いましょう。
養生の重要性と具体的な方法
エアコン掃除では、洗浄時の汚水や洗剤の飛散から床、壁、家具を守るための養生が非常に重要です。
養生を怠ると、床のシミや家具の汚損につながるため、適切な方法で確実に行いましょう。
特に電装部品周辺は、水がかからないように念入りに保護します。
手順 | ポイント |
---|---|
1. エアコン下の養生 | エアコン直下の床にビニールシートや新聞紙を広範囲に敷く |
2. エアコン周りの壁・家具の養生 | マスカーテープや養生テープ付きビニールシートでエアコン周囲の壁や近くの家具を覆う |
3. エアコン本体の養生(重要) | 電装部品(主に本体右側)に水や洗剤がかからないよう、ビニール袋やラップで覆いテープで固定 |
4. 汚水受けの設置(推奨) | エアコン下部にゴミ袋などを貼り付け、汚水が流れ落ちるように受け皿を作る |

養生って面倒くさそう…

少し手間はかかりますが、後片付けの手間や万が一の際のダメージを考えると、しっかり養生しておく方が結果的に楽になりますよ
丁寧な養生が、安心してエアコンクリーニングを行うための鍵となります。
まずは簡単なフィルター掃除から実践
エアコン掃除の第一歩として、最も手軽で効果が高いのがフィルター掃除です。
フィルターはホコリが最も溜まりやすい部分であり、ここをきれいにするだけでも、エアコンの効き改善や電気代節約につながります。
- エアコンの前面カバーを開け、フィルターを取り外す(取扱説明書参照)
- フィルター表面のホコリを掃除機で吸い取る(外側から吸うと目詰まりしにくい)
- 汚れがひどい場合は、水またはぬるま湯で洗い流す(裏側からシャワーをかけると効果的)
- 落ちにくい油汚れなどは、薄めた中性洗剤と柔らかいブラシで優しく洗う
- 洗剤が残らないよう、十分にすすぐ
- タオルで水気を拭き取り、完全に乾くまで陰干しする(直射日光は変形の原因)
- 完全に乾いたら、元通りに取り付ける

フィルター掃除だけで臭いは取れる?

ホコリによる軽い臭いなら改善しますが、カビ臭の場合は内部のフィンやファン洗浄が必要になることが多いです
フィルター掃除は、できれば2週間に1回程度行うのが理想的です。
カバーと吹き出し口(ルーバー)の清掃手順
フィルターと合わせて、エアコン本体のカバーと風の出口である吹き出し口(ルーバー)もホコリや汚れが付着しやすい箇所です。
カバーの汚れは見た目の印象を左右し、吹き出し口の汚れは風と一緒にホコリをまき散らす原因になります。
- カバー: 固く絞った柔らかい布で表面のホコリや汚れを拭き取る。汚れがひどい場合は、薄めた中性洗剤を含ませた布で拭き、その後水拭き、乾拭きで仕上げる。取り外せる機種は、水洗いも可能(電装部品がないか確認)。
- 吹き出し口(ルーバー): 手で優しく動かしながら、内部や羽根の隙間を、乾いた布や綿棒、または固く絞った布で丁寧に拭く。ルーバーは破損しやすいので力を入れすぎない。

カバーの外し方が分からないんだけど…

無理に外そうとせず、まずは取扱説明書を確認しましょう。外せないタイプや難しい場合は、取り付けたまま拭き掃除をするだけでも効果があります
カバーと吹き出し口をきれいに保つことで、より清潔な状態でエアコンを使用できます。
エアコン内部の汚れに挑む方法と注意点
エアコン内部の汚れ、特にフィンとファンの掃除は、エアコンの効きや臭いを改善する上で高い効果が期待できます。
しかし、内部構造は複雑であり、感電や故障のリスクも伴うため、正しい手順と注意点を理解することが非常に重要です。
ここでは、安全なフィン洗浄の手順やスプレー使用時の禁止事項、難易度の高いファン洗浄のリスクと自分でできる限界、自動お掃除機能付きエアコン特有の注意点、避けるべき失敗事例、そして作業後の乾燥の重要性について詳しく解説します。
正しい知識を身につけ、安全に注意しながら作業を進めることで、エアコン内部の汚れによる不快な臭いや効率低下を防ぐことが可能です。
フィン(熱交換器)洗浄の安全な手順
フィン(熱交換器)とは、エアコン内部にある、アルミニウムなどの金属製の薄い板がたくさん並んだ部分です。
ここで空気の熱を交換し、冷やしたり温めたりする重要な役割を担います。
フィンの清掃は、ホコリやカビが付着しやすく、エアコンクリーニングの効果を実感しやすい箇所といえます。
しかし、フィンは非常にデリケートなため、力を入れすぎずに優しく作業を進める必要があります。

フィンって、どの部分をどうやって掃除すればいいの?

安全に、かつ効果的にフィンを洗浄する手順を見ていきましょう
手順 | 内容 |
---|---|
1 | 安全確保: 必ずエアコンの電源プラグをコンセントから抜く |
2 | 養生: 電装部品や床、壁が濡れないように、ビニールシートやマスカーでしっかり覆う |
3 | フィルター取り外し: カバーを開け、フィルターを取り外す |
4 | ホコリ除去: 掃除機(ブラシノズル推奨)でフィンの表面の大きなホコリを優しく吸い取る |
5 | 洗浄スプレー塗布: フィン専用の洗浄スプレーを、電装部品にかからないよう注意しながら、約10cm離してフィン全体に均一に吹き付ける |
6 | 放置: スプレーの取扱説明書に従い、指定された時間(通常10分~20分程度)放置して汚れを浮かせる |
7 | すすぎ(必要な場合のみ): 水洗いが必要なタイプの場合、霧吹きなどでごく少量の水をフィンにかけ、洗剤と汚れを洗い流す(水漏れと電装部品への飛散に最大限注意) |
8 | 乾燥: 洗浄後は送風運転で内部をしっかり乾燥させる(詳細は後述の「作業後の乾燥運転の重要性」参照) |
この手順を守り、特に電装部品への水濡れとフィンの変形には細心の注意を払うことで、安全にフィン洗浄を行うことができます。
フィン洗浄時のスプレー使用法と禁止事項
フィン洗浄には市販のエアコン洗浄スプレーが手軽で便利ですが、その使用方法を誤ると、エアコンの故障や性能低下を招くことがあります。
スプレーを選ぶ際は、必ずフィン専用のものを選んでください。
容量は1本で使い切るタイプが多いですが、エアコンのサイズに合わせて適切な量を使用することが大切です。
フィンから約10cmほど離して、まんべんなく吹き付けるのがポイントになります。
禁止事項 | 理由 |
---|---|
電装部品(基板、モーター、センサーなど)への噴射 | 水分や洗剤が付着すると、ショートや腐食による故障の直接的な原因となる |
近すぎる距離からの集中噴射 | フィンが圧力で変形する恐れがある。また、洗剤が奥まで行き渡らず、洗浄ムラができる |
フィン以外(ファンや送風口奥など)への使用 | スプレーの用途が異なり、十分な効果が得られないばかりか、材質を傷めたり、故障につながる可能性がある |
大量の水を使ったすすぎ | ドレンパン(結露水の受け皿)から水が溢れたり、電装部品にかかったりするリスクが高まる |
アルカリ性や酸性が強い洗浄剤の使用 | フィンの腐食や変色を引き起こす可能性がある(多くのフィン用スプレーは中性・弱アルカリ性)。使用前に成分を確認する |
十分な換気を行わない | スプレーの成分を吸い込むと気分が悪くなるなど健康に影響が出る可能性がある。必ず窓を開けるなどして換気を十分に行う |
エアコン洗浄スプレーの取扱説明書をよく読み、これらの禁止事項を守ることで、フィン洗浄スプレーを安全かつ効果的に使用できます。
ファン(シロッコファン)洗浄の難易度とリスク
ファン(シロッコファン)とは、エアコン内部の奥にある細長い羽がたくさんついた筒状の部品です。
これを回転させることで空気を吸い込み、フィンで温度調節された空気を室内に効率よく送り出す役割を担います。
このファンは、最もカビやホコリが蓄積しやすい箇所の一つですが、通常はフィンの奥に隠れており、エアコンを分解しないと直接見たり触ったりするのが難しい構造です。
そのため、自分で洗浄するのは非常に難易度が高い作業といえます。

ファンの汚れが一番気になるんだけど、やっぱり自分でやるのは難しい?

ファン洗浄に伴うリスクを理解することが重要です
リスクの種類 | 具体的な内容 |
---|---|
故障リスク | 洗浄剤や水がファンの回転を制御するモーター部分にかかりショートする。ファンや周辺部品を洗浄中に力を入れすぎて破損させてしまう |
不完全な洗浄 | 構造上、奥まで手が届かず、汚れが完全に落ちない。洗浄ムラによってファンの回転バランスが崩れ、運転時に異音が発生する可能性がある |
水漏れリスク | 洗浄後の汚水がドレンパンから溢れる。排水経路であるドレンホースが詰まっていると、汚水が室内へ逆流する可能性がある |
健康リスク | ファンに付着したカビ胞子やホコリが洗浄中に大量に舞い上がり、吸い込んでしまう可能性がある |
時間と労力 | 分解や洗浄に専門知識が必要で時間がかかる。慣れない作業で心身ともに疲労する。元通りに組み立てられない可能性がある |
これらのリスクを総合的に考えると、ファン洗浄は安易に手を出すべきではありません。
安全と確実な洗浄効果を求めるなら、専門のエアコンクリーニング業者への依頼が賢明な判断です。
ファン洗浄はどこまで自分で可能か
ファンの完全な洗浄は専門的な技術が必要ですが、ご自身でできる範囲も限られますが存在します。
それは、エアコンの吹き出し口から見える範囲のファンの表面のホコリやカビを、可能な範囲で掃除することです。
ただし、この方法で除去できる汚れはごく一部であり、ファンの内部や奥に付着した根本的な汚れの除去には繋がりません。
効果は限定的と認識しておく必要があります。
作業内容 | 自分でできること | 限界・注意点 |
---|---|---|
吹き出し口からの拭き掃除 | 割り箸や細い棒に、湿らせて固く絞った布(マイクロファイバークロスなど)を巻き付け、見える範囲のファンの羽の表面を優しく拭く | 奥までは物理的に届かない。ファンを手で無理に回転させながらの作業は危険。力を入れすぎると羽が変形・破損する可能性がある |
市販のファン用洗浄スプレー(ノズル付き)の使用 | 長いノズルを使って奥に向けてスプレーを噴射する | ファン全体に均一にスプレーをかけるのが難しい。洗浄ムラや洗剤成分の残存が起こりやすい。汚水がドレンパンやドレンホースの詰まりを引き起こし、水漏れや悪臭の原因になることがある。電装部品への飛散リスクも高い |
ファン洗浄を自分で行う場合は、あくまで「吹き出し口から見える表面的な汚れの拭き取り」程度にとどめるのが安全です。
内部の徹底的な洗浄は、故障リスクを避けるためにも専門家の領域と考えるべきです。
自動お掃除機能付きエアコン特有の注意点
フィルターのホコリを自動で掃除してくれる自動お掃除機能付きエアコンは、日常のお手入れの手間を減らしてくれる便利な機能です。
しかし、この機能はあくまでフィルターのホコリを除去するものであり、内部のフィンやファンの汚れまで自動でクリーニングしてくれるわけではありません。
むしろ、自動お掃除ユニットが搭載されている分、構造が通常のエアコンよりも複雑になっています。
機種によっては、部品点数が通常のエアコンの約2倍にのぼることもあります。
そのため、自分で分解して内部を洗浄するのは非常に困難であり、故障のリスクも格段に高まります。

うちのエアコン、お掃除機能付きだから掃除しなくていいと思ってた!

お掃除機能付きエアコンならではの注意点があります
注意点 | 詳細 |
---|---|
分解・洗浄の難易度が非常に高い | お掃除ユニットや多数のセンサーなど、複雑な部品が多く、取り外し・取り付けには専門知識が必要。配線を断線させたり、元通りに組み立てられなくなったりするリスクが高い |
電装部品が多く、配置が複雑 | 通常のエアコンより電子基板やセンサー、モーターが多く配置されており、洗浄時に水濡れさせてしまう可能性が高い |
ダストボックスの定期的な清掃は必須 | 自動で集められたフィルターのホコリが溜まるダストボックスは、定期的に自分で中身を捨てて清掃する必要がある(清掃方法は取扱説明書を確認) |
フィンやファンの汚れは別途清掃が必要 | フィルター自動清掃機能は、フィンやファンの汚れの蓄積を防ぐものではないため、これらの箇所は通常のエアコンと同様にクリーニングが必要 |
専門業者への依頼費用が高くなる傾向 | 構造が複雑で分解・組み立てに手間と時間がかかるため、専門業者にクリーニングを依頼する場合も、通常タイプより料金が高く設定されていることが多い(目安:通常料金にプラス5,000円~10,000円程度) |
結論として、自動お掃除機能付きエアコンの場合、ご自身で行うのはフィルター周り(ダストボックス含む)の清掃にとどめ、内部のフィンやファン洗浄は、無理せず専門のエアコンクリーニング業者に依頼するのが最も安全で確実な方法です。
絶対に避けるべき失敗事例
エアコンクリーニングを自分で行う際に、正しい知識不足や些細な不注意から起こりうる典型的な失敗事例を知っておくことは、予期せぬトラブルや高額な修理費用の発生を未然に防ぐために非常に重要です。
これまでにも触れてきた通り、特に電装部品への水濡れは最も発生しやすく、かつエアコンの心臓部である基板の交換などで修理費用が高額になりやすい(場合によっては数万円以上かかることも)代表的な失敗の一つです。
失敗事例 | 主な原因 |
---|---|
エアコンが全く動かなくなった(致命的な故障) | 最も多いのは電装部品(制御基板、モーター、各種センサーなど)への水や洗浄剤の浸入によるショートや腐食。部品を無理に分解・洗浄しようとして物理的に破損させた |
室内への水漏れ | 養生(ビニールなどでの保護)が不十分だった。ドレンパンから洗浄後の汚水が溢れた。洗浄剤や水を一度に大量に使用しすぎた。排水経路であるドレンホースが詰まっていた |
フィン(熱交換器)の変形・破損 | 洗浄スプレーを近すぎる距離から勢いよく噴射した。硬いブラシなどで強くこすりすぎた |
運転時に異音(ガタガタ、ブーンなど)が発生 | ファンの洗浄ムラにより回転バランスが崩れた。分解後、部品の取り付けが不完全(ネジの締め忘れ、ツメのはめ込み不足など)だった |
クリーニング前より嫌な臭いが悪化した | 洗浄が不十分で内部にカビや汚れが残った。洗浄剤成分が内部に残り、それが新たなカビの栄養源になった。洗浄後の乾燥が不十分で内部に湿気が残り、カビが再繁殖した |
カバーや部品が元通りに取り付けられない | 分解する際に手順や部品の位置を記録していなかった。無理な力を加えてカバーのツメやネジ穴などを破損させた |
作業中に怪我(感電、転落、薬剤の付着など) | 電源プラグを抜かずに作業を開始した。不安定な脚立から落下した。保護具(ゴム手袋、保護メガネ、マスク)を着用せず、洗剤が皮膚や目に入った、薬剤を吸い込んだ |
これらの失敗事例を教訓とし、作業前の安全確認(電源オフ、安定した足場、保護具着用)、適切な道具と洗剤の選定・使用、そして何よりも無理のない範囲での作業を徹底することが求められます。
少しでも作業に不安を感じる場合は、途中で中断し専門家に依頼する勇気も必要です。
作業後の乾燥運転の重要性
エアコンクリーニングの最終工程として、洗浄後にエアコン内部をしっかりと乾燥させることは、カビの再発防止や嫌な臭いの抑制のために極めて重要なステップです。
洗浄に使用した水分やスプレーの洗浄成分がエアコン内部に残ったままだと、内部の湿度が非常に高い状態が続きます。
この湿気はカビの繁殖に最適な環境を提供してしまうため、せっかく時間をかけてきれいにしたにも関わらず、わずか数週間程度で再びカビが繁殖し、臭いが発生してしまう大きな原因となります。

掃除が終わったら、すぐに冷房を使っちゃダメなの?

洗浄後のひと手間が、きれいな状態を長持ちさせる秘訣です
ポイント | 内容 |
---|---|
運転モードの選択 | 基本は「送風」運転を選択します。送風運転は室温を変えずにファンだけを回して内部の空気を循環させるため、効率よく乾燥させることができます |
送風がない場合 | リモコンに送風モードがない場合、最も高い温度設定(例: 30℃~32℃程度)で「冷房」運転を行います。または、「暖房」運転でも乾燥効果が期待できます(機種により異なりますが、暖房の方が乾燥しやすい場合も多いです) |
運転時間の目安 | 最低でも30分~1時間は運転を続けてください。より確実に内部を乾燥させるためには、2~3時間 |
- フィン(熱交換器)洗浄の安全な手順
- フィン洗浄時のスプレー使用法と禁止事項
- ファン(シロッコファン)洗浄の難易度とリスク
- ファン洗浄はどこまで自分で可能か
- 自動お掃除機能付きエアコン特有の注意点
- 絶対に避けるべき失敗事例
- 作業後の乾燥運転の重要性
自分で難しい場合の判断と業者依頼
自分でエアコンクリーニングを行うことには限界があり、場合によっては専門業者への依頼が最適な選択となります。
具体的にどのような場合に業者を検討すべきか(無理せず専門業者を検討すべきケース)、業者に依頼する利点、信頼できる業者の選び方、そしてクリーニングの適切な頻度と時期について解説します。
ご自身の状況やエアコンの状態に合わせて最良の方法を選ぶことが、エアコンを長持ちさせ、快適な室内環境を維持するための重要なポイントです。
無理せず専門業者を検討すべきケース
自分でエアコンクリーニングを行うのは達成感がありますが、無理は禁物です。
特に、エアコン内部のファン(シロッコファン)の分解洗浄や、購入から10年以上経過している古いエアコン、そしてお掃除機能付きエアコンは構造が複雑なため、ご自身での作業は故障のリスクが高まります。
電装部品に誤って水をかけてしまうと、修理に高額な費用がかかることもあります。
業者依頼を検討すべき状況 | 理由 |
---|---|
ファンの奥まで徹底的に洗浄したい | 分解が必要で専門知識と技術が求められる |
お掃除機能付きエアコン | 構造が複雑で故障のリスクが高い |
購入から10年以上経過している | 部品が劣化しており、破損しやすい |
高い場所での作業に不安がある | 転落などの事故のリスクがある |
電装部品を濡らしてしまうのが怖い | 故障の原因となり、高額な修理費がかかる |
自分で作業する時間がない | プロに任せることで時間を有効活用できる |
喘息やアレルギーがあり、カビを徹底除去したい | 専門的な洗浄でアレルゲンを除去できる |

お掃除機能付きエアコンでも、やっぱり業者さんに頼んだ方がいいのかな?

はい、お掃除機能付きは構造が非常に複雑ですので、安全のためにも専門業者への依頼を強くおすすめします。
これらのケースに該当する場合や、少しでも作業に不安を感じる場合は、無理をせずに専門業者への依頼を検討するのが賢明な判断です。
プロのエアコンクリーニング業者利用の利点
専門業者にエアコンクリーニングを依頼すると費用がかかりますが、それ以上に多くの利点があります。
最大のメリットは、専門的な知識と技術、専用機材を用いて、自分では難しいエアコン内部の隅々まで徹底的に洗浄してくれる点です。
特に、カビやホコリが溜まりやすい熱交換器(フィン)の奥やファン(シロッコファン)、ドレンパンといった箇所も、分解して高圧洗浄機などで洗浄するため、見違えるように綺麗になります。
作業時間も、通常の壁掛けタイプであれば1台あたり1時間から2時間程度で完了することが多く、自分で長時間かけて作業する手間が省けます。
- 徹底的な洗浄力: 高圧洗浄機など専用機材で内部の奥まで洗浄
- 安全性: 故障や感電のリスクなく、安心して任せられる
- 時間の節約: 短時間(1~2時間程度)で作業が完了
- 知識と経験: エアコンの機種や汚れ具合に応じた最適な方法で洗浄
- 損害保険: 万が一、作業中にエアコンや家財が破損した場合の補償
自分で掃除した場合の仕上がりに満足できなかったり、故障させてしまったりするリスクを考えると、プロに依頼する価値は十分にあります。
時間と手間を節約し、安全かつ確実にエアコンを最高の状態にしたい場合には、業者依頼が非常に有効な選択肢となります。
信頼できる業者選びで失敗しないポイント
エアコンクリーニング業者は数多く存在するため、信頼できる業者を慎重に選ぶことが重要です。
まず、料金体系が明確であるかを確認しましょう。
基本料金の他に、出張費やオプション料金(お掃除機能付き、消臭抗菌コートなど)が必要か、事前に総額を確認することが大切です。
また、損害賠償保険への加入は必須のチェックポイントです。
万が一、作業中にエアコンや家財が破損した場合に備えて、保険に加入している業者を選びましょう。
業者のウェブサイトで実績や作業内容を確認したり、インターネット上の口コミや評判を参考にしたりするのも有効な手段です。
可能であれば、複数社から見積もりを取り、料金やサービス内容を比較検討することをおすすめします。
チェックポイント | 確認内容 |
---|---|
料金の明確さ | 基本料金、オプション料金、出張費、追加料金の有無、総額 |
損害賠償保険への加入 | 作業中の万が一の事故(破損など)に備えた保険に加入しているか |
実績・経験 | 創業年数、年間実績件数、対応可能なエアコン機種 |
作業内容の詳細 | 洗浄範囲(分解箇所)、使用する洗剤や機材、作業時間 |
口コミ・評判 | 利用者の評価、具体的な体験談 |
予約の取りやすさ | 希望日時に予約が取れるか、繁忙期の状況 |
スタッフの対応 | 問い合わせ時の対応、説明の丁寧さ |
これらのポイントを事前にしっかりと確認し、比較検討することで、技術力が高く、対応も丁寧な信頼できる業者を見つけることができます。
エアコンクリーニングの適切な頻度とおすすめの時期
エアコンを常に清潔で快適な状態に保つためには、定期的なクリーニングが不可欠です。
クリーニングの適切な頻度は、エアコンの使用状況や設置環境によって異なりますが、一般的には年に1回から2回が目安とされています。
特にリビングなど日常的によく使用する部屋のエアコンは年に1回、寝室など使用頻度が比較的低い部屋のエアコンは2年に1回程度のクリーニングをおすすめします。
ペットを飼っているご家庭や、アレルギーをお持ちの方がいるご家庭では、もう少し頻度を上げると良いでしょう。
クリーニングに最適な時期としては、本格的にエアコンを使い始める前がおすすめです。
- 春(4月~5月頃): 冷房シーズンの前にクリーニングすることで、夏を快適に過ごせます。梅雨時期のカビ対策にもなります。
- 秋(9月~10月頃): 暖房シーズンの前にクリーニングすることで、冬場の効率的な暖房運転につながります。
これらの時期は、エアコンクリーニング業者の繁忙期(夏や年末)を避けられるため、比較的予約が取りやすいというメリットもあります。

クリーニングって、やっぱり毎年やった方がいいのかな?

リビングなど毎日長時間使うエアコンは、年に1回のクリーニングがおすすめです。使用頻度に合わせて検討しましょう。
汚れが目に見えなくても、内部にはホコリやカビが溜まっている可能性があります。
定期的なクリーニング計画を立て、シーズン前に実施することで、一年を通してエアコンを効率良く、清潔に使い続けることができます。
よくある質問(FAQ)
- Qフィルター掃除だけではエアコンの嫌な臭いが取れません。自分で他にできることはありますか?
- A
フィルター掃除で臭いが改善しない場合、エアコン内部のフィンやファンにカビやホコリといった汚れが溜まっている可能性が高いです。
市販されているエアコン洗浄スプレーを使ってフィンを掃除する方法なら、自分で試すことも可能です。
ただし、ファンの清掃は構造上難しく、故障のリスクも伴うため、無理せず専門業者への依頼を検討するのがおすすめとなります。
- Qエアコン掃除を自分でやる場合、一番気をつけるべき注意点は何ですか?
- A
最も重要な注意点は、感電と故障のリスクを避けることです。
作業を始める前には、必ずエアコンの電源プラグをコンセントから抜いてください。
加えて、洗浄液や水が電子基盤などの電装部品にかからないよう、ビニールなどで覆う養生を徹底することが不可欠です。
特にフィン洗浄でスプレータイプの洗剤を使用する際は、細心の注意を払いましょう。
- Q自動お掃除機能付きエアコンも、結局クリーニングは必要なのでしょうか?
- A
はい、自動お掃除機能付きエアコンであっても定期的なクリーニングは必要です。
この機能は主にフィルター表面のホコリを自動で除去するものにすぎず、内部のフィンやファンに付着したカビや汚れまでは取り除けません。
お掃除機能付きエアコンは内部構造が複雑であり、自分で分解して清掃を行うことは故障のリスクが高く危険です。
内部の徹底的なクリーニングは専門業者に依頼することをおすすめします。
- Qエアコンクリーニングは、どのくらいの頻度で行うのがおすすめですか? 時期はいつが良いでしょうか?
- A
エアコンクリーニングの適切な頻度は、使用状況によりますが、一般的には年に1回から2回が目安となります。
リビングなど日常的に使用するエアコンは年に1回、寝室など使用頻度が低い場合は2年に1回程度が良いでしょう。
おすすめの実施時期は、エアコンを本格的に使い始める前の春(4月~5月頃)や秋(9月~10月頃)です。
この時期は専門業者の予約も比較的取りやすい傾向があります。
- Qエアコンクリーニングを業者に依頼する場合、料金の相場はどれくらいですか?
- A
エアコンクリーニングを専門業者に依頼する場合の料金は、業者やエアコンのタイプによって異なりますが、一般的な壁掛けタイプであれば、相場として1台あたり8,000円から15,000円程度です。
自動お掃除機能付きのエアコンの場合は、構造が複雑なため分解・組み立てに手間がかかり、通常料金に加えて5,000円から10,000円程度の追加費用が発生することが一般的です。
複数社から見積もりを取り、サービス内容と料金を比較することをおすすめします。
- Q自分でエアコンクリーニングを試してみたいのですが、失敗しないためのコツはありますか?
- A
失敗を避けるための最も重要なコツは、この記事で解説している安全な手順と注意点をしっかり守ることです。
作業前には必ず電源プラグを抜き、電装部品が濡れないように丁寧な養生を行うことが基本となります。
フィンを掃除する際は、傷つけないように優しく扱いましょう。
ファンの分解洗浄など、少しでも自分で行うことに不安を感じる作業は無理に行わず、専門業者への依頼を検討するのが賢明な判断です。
まとめ
エアコンの汚れや臭いにお悩みですか。
この記事では、自分で安全にエアコンクリーニングを行うための具体的な方法(手順)と注意点を詳しく解説しました。
- 自分でできる安全な掃除手順(フィルター、フィン)と注意点の理解
- 電装部品の水濡れ防止と丁寧な養生の徹底
- ファン洗浄や複雑な機種は無理せず業者依頼も検討
- 掃除後のしっかりとした乾燥によるカビ再発防止
この記事を参考にして、ご自宅のエアコンの状態を確認し、安全に注意しながら自分でできる範囲の掃除に挑戦してみるか、難しい場合は信頼できる専門業者を探してみましょう。
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