敏感肌だからこそ、日焼け止め選びは慎重になりますよね。
「肌に合うものがなかなか見つからない」「使ってみたらピリピリして肌荒れしてしまった」「結局どれが本当に焼けないの？」と、自分に合う一本を探すのを諦めかけていませんか。
この記事では、そんなあなたのための「正解」が見つかるよう、ランキングの前提となる基準を明確に定めています。
ここでご紹介するのは、商品名や説明に「敏感肌用」「低刺激処方」といった記載があることはもちろん、アレルギーテスト済みなど肌への優しさを追求した製品のみです。
さらに「紫外線吸収剤フリー（ノンケミカル処方）」やアルコールフリーといった特定の成分を使わない処方に限定しています。
ドラッグストアで手軽に買えるものから、子供や赤ちゃんと一緒に使えるもの、汗をかいても安心なものまで、本当に肌をいたわりながらしっかり紫外線を防ぐ日焼け止めだけを厳選しました。
石鹸で簡単に落とせるかどうかも含め、あなたの使い方に合った、肌が喜ぶ一本がきっと見つかります。
- 敏感肌に適した日焼け止めの具体的な選び方
- 専門家が選んだおすすめの日焼け止め製品12選
- 日焼け止めの効果を最大限に引き出す正しい使い方
- 製品選びや使い方に関するよくある疑問と答え
- 敏感肌向け日焼け止めのおすすめの選び方は？
- 敏感肌向け日焼け止めのおすすめ12選
- 注目の日焼け止め！NALCパーフェクトウォータープルーフ
- 12.伊勢半 マミー UVマイルドジェルN
- 11.花王 ビオレ UV マイルドケアミルク
- 10.花王 キュレル UV カット UV エッセンス
- 9.ピジョン UVベビーミルク ウォータープルーフ
- 8.ヴェレダ エーデルワイスUVプロテクト
- 7.ラロッシュポゼ UVイデア XL プロテクション トーンアップ
- 6.ママバター 無添加 UVバリア モイストミルク
- 5.ALLNA ORGANIC 日焼け止め
- 4.イハダ 薬用UVスクリーン 日焼け止め
- 3.ノブ UVシールドEX
- 2.イハダ 薬用フェイスプロテクトUV ミルク
- 1.資生堂ジャパン アネッサ パーフェクトUVマイルドミルク NA
- 敏感肌向け日焼け止めのおすすめの使い方は？
- 敏感肌向け日焼け止めのよくあるQA
- まとめ
敏感肌向け日焼け止めのおすすめの選び方は？
紫外線散乱剤（ノンケミカル）処方を選ぶ
敏感肌の方は、まず「紫外線散乱剤（ノンケミカル）処方」の日焼け止めを選ぶことをおすすめします。これは、肌への刺激となりうる「紫外線吸収剤」を使用していないためです。紫外線吸収剤は、化学的な仕組みで紫外線を熱などのエネルギーに変換して防御しますが、この反応が肌への刺激やアレルギーの原因となることがあります。一方、紫外線散乱剤は酸化チタンや酸化亜鉛といった天然鉱物を主成分とし、肌の表面で物理的に紫外線を反射・散乱させるため、肌への負担が少ないとされています。パッケージに「ノンケミカル」や「紫外線吸収剤フリー」と記載されている商品を選ぶと分かりやすいでしょう。デリケートな肌を守るためには、肌の上で化学反応を起こしにくい紫外線散乱剤処方の日焼け止めが第一の選択肢となります。
保湿成分の有無と石鹸で落とせるかを確認する
日焼け止めを選ぶ際は、保湿成分が配合されているか、そして石鹸で簡単に落とせるかを確認することが大切です。紫外線やエアコンは肌の乾燥を招き、バリア機能の低下につながります。敏感肌は特に乾燥しやすいため、日焼け止め自体に保湿成分が含まれていると、日中の肌のうるおいを保ち、乾燥によるダメージを防ぐ助けになります。また、洗浄力の強いクレンジング剤は肌の必要な皮脂まで奪い、さらなる乾燥や肌荒れの原因になりかねません。石鹸やお湯で落とせるタイプは毎日のケアを楽にし、肌への刺激を最小限に抑えられます。「ヒアルロン酸」や「セラミド」などの保湿成分、「石鹸で落ちる」といった表記を確認しましょう。日中の保湿と落とす際の負担軽減は、敏感肌の日焼け止め選びで非常に重要です。
使用シーンに合ったSPF/PA値を選ぶ
敏感肌の日焼け止め選びでは、使用する場面に応じて適切なSPFとPA値の製品を選ぶことが肌への負担を減らす鍵となります。SPFとPAは紫外線防御効果の高さを示す指標ですが、数値が高ければ高いほど良いというわけではありません。一般的に、効果が高い製品ほど肌への密着度を高める成分などが多く配合される傾向にあり、肌への負担感が増す可能性があります。そのため、必要以上の防御効果は避け、生活シーンに合わせたものを選ぶことが賢明です。例えば、日常生活や短時間の外出であればSPF20～30、PA++～+++程度で十分です。炎天下でのレジャーなど、長時間強い紫外線を浴びる場合はSPF50+、PA++++といった高い効果を持つものを選ぶなど、使い分けるのが理想的です。肌への優しさを考え、シーンによって使い分けることが、敏感肌を健やかに保つ上手な選び方です。
敏感肌向け日焼け止めのおすすめ12選
今回のランキングは、肌への優しさ（低刺激）と紫外線防御力を最重視し、使用感・価格・口コミを加味して総合的に評価しました。
| 評価項目 | 評価の比重 | 評価のポイント |
|---|---|---|
| 低刺激設計 | 30% | 紫外線吸収剤・アルコール・パラベンなどのフリー処方か、テスト実施の有無を重視。 |
| 紫外線防御力 | 30% | SPF/PA 値に加え、耐水・耐摩擦性能やノンケミカルでの防御技術を評価。 |
| 使用感 | 20% | 伸び・白浮き・ベタつきの少なさ、石けんオフ可否など毎日の使いやすさ。 |
| コストパフォーマンス | 15% | 容量と税込価格のバランス、頻回使用のしやすさ。 |
| 口コミ・実買レビュー | 5% | AmazonレビューやSNSでの評価・リピート率。 |
それではいよいよ、おすすめの敏感肌向け日焼け止めを12選ご紹介していきます。どんな日焼け止めがあるか気になるときは、ぜひチェックしてみてください。
注目の日焼け止め！NALCパーフェクトウォータープルーフ
汗や水で絶対に焼きたくないあなたへ。
NALCの日焼け止めは、SPF50+ PA++++の国内最高値を誇り、独自の「三相乳化法」技術で落ちにくさを追求した強力なウォータープルーフタイプです。
海やスポーツなどの過酷なシーンでも、肌に密着して徹底的に紫外線をブロック。それでいて、専用クレンジングが不要で石鹸で簡単にオフできる手軽さも兼ね備えています。
白浮きしにくく、美容成分配合で肌にも優しい快適な使用感で、男女問わず真夏のレジャーの必需品です。
12.伊勢半 マミー UVマイルドジェルN
| 低刺激設計 | ◎（紫外線吸収剤・香料・アルコール無添加） |
| 紫外線防御力 | SPF33／PA+++（日常〜軽い外出向け） |
| 使用感 | みずみずしいジェルでポンプ式、白浮きほぼ無し |
マミー UVマイルドジェルNの特徴
食品成分90%配合という設計で、誤って口に入るリスクまで配慮したベビー発想のジェルタイプ。紫外線吸収剤・着色料・香料はもちろん、アルコールやパラベンも不使用で1歳から使える低刺激仕様です。石けんのみで落とせるためクレンジング不要。ポンプ式なので外出前の時短にも貢献し、汗っかきの子どもや敏感肌の大人もサッと塗布可能。伸びが良く白浮きしない一方、ウォータープルーフ性能は控えめで真夏レジャーにはこまめな塗り直しが推奨される点が順位を下げました。
- 親子で使える低刺激ジェルを探している
- ポンプ式で時短ケアしたい
- 石けんオフ＆無添加処方がマスト
11.花王 ビオレ UV マイルドケアミルク
| 低刺激設計 | ○（弱酸性・アルコールフリー） |
| 紫外線防御力 | SPF28／PA++（日常生活向け） |
| 使用感 | ミルク状でさらり、石けんで落ちる |
ビオレ UV マイルドケアミルク SPF30 PA++ 120mlの特徴
120 mLの大容量でコスパが高く、家族全員の毎日使いに最適。肌と同じ弱酸性で、紫外線吸収剤フリーではないもののアルコール・着色料不使用で低刺激を実現しています。ミルクベースで伸びが良く、白浮きや被膜感が少ない点が高評価。一方でSPF/PA値はやや控えめで、屋外レジャーでは塗り直しが必須。またウォータープルーフ表記がないため水遊びシーンには不向きですが、通勤・通学や公園遊びなどの日常紫外線対策としては十分な性能を備えています。
- 大容量でコスパ重視
- 乳幼児と共用したい
- 弱酸性処方で肌負担を抑えたい
10.花王 キュレル UV カット UV エッセンス
| 低刺激設計 | ◎（紫外線吸収剤フリー・セラミドケア・無香料） |
| 紫外線防御力 | SPF30／PA++ |
| 使用感 | クリームとミルクの中間でしっとり、軽いトーンアップ |
キュレル UV カット UV エッセンスの特徴
乾燥性敏感肌ラインのキュレルらしく、擬似セラミドを補給しながら紫外線をブロック。紫外線吸収剤を使わず酸化亜鉛主体で穏やかに散乱させるため、刺激を感じやすい頬や目周りにも安心して使えます。乳白色クリームが伸びると自然にトーンアップし、白浮きを抑えながら艶感をプラス。石けんオフ・ウォータープルーフ非対応なので真夏のアウトドア向きではないものの、秋冬や通勤時の乾燥対策を兼ねたUVアイテムとして根強い人気。敏感肌×乾燥肌の二重悩みに応えるバランス型です。
- 乾燥と紫外線を同時にケアしたい
- 紫外線吸収剤フリーを最重視
- トーンアップ下地を探している
9.ピジョン UVベビーミルク ウォータープルーフ
| 低刺激設計 | ◎（吸収剤・アルコール・パラベン不使用、皮膚刺激性テスト済） |
| 紫外線防御力 | SPF35／PA+++（ウォータープルーフ） |
| 使用感 | しっとりミルクで汗・水に強い |
UVベビーミルク ウォータープルーフの特徴
ベビースキン研究に定評のあるピジョンが手掛ける敏感肌＆子ども向けUVミルク。紫外線吸収剤フリーながらウォータープルーフ処方で、水遊びやプールでも落ちにくいのが強みです。酸化亜鉛＋酸化チタンの散乱剤でUVA／UVBを幅広く防御しつつ、保湿成分であるセラミドNPを配合し乾燥もブロック。ミルク特有のなめらかな伸びで塗りムラを抑え、石けんで落とせる手軽さも好評。SPFは50未満ですが、公園遊びやレジャーに十分な耐水性がある点から9位にランクインしました。
- ベビー用ウォータープルーフを探している
- 吸収剤完全フリーが良い
- 汗っかきの子ども・敏感肌大人と兼用したい
8.ヴェレダ エーデルワイスUVプロテクト
| 低刺激設計 | ◎（99%天然由来・吸収剤/シリコン/合成香料不使用） |
| 紫外線防御力 | SPF38／PA++ |
| 使用感 | ミルキーでややしっとり、自然なハーブの香り |
エーデルワイスUVプロテクトの特徴
スイス発ヴェレダのオーガニック処方は、赤ちゃんから大人まで使えるナチュラル志向。主成分エーデルワイスエキスが環境ストレスから肌を守り、酸化チタン・酸化亜鉛で紫外線を散乱。紫外線吸収剤・合成ポリマー不使用ながら、石けんで落ちる手軽さと化粧下地としての肌なじみの良さを実現しています。天然精油のほのかな香りが好みを分ける点、耐水性が弱い点から順位は8位ですが、敏感肌でナチュラル処方を最優先するユーザーに根強い支持。
- オーガニック＆吸収剤フリーが必須
- 化粧下地兼用で時短したい
- 自然なハーブの香りが好き
7.ラロッシュポゼ UVイデア XL プロテクション トーンアップ
| 低刺激設計 | ○（ターマルウォーター配合・アレルギーテスト済） |
| 紫外線防御力 | SPF50+／PA++++ |
| 使用感 | 乳液状で軽いトーンアップ、乾燥しにくい |
UVイデア XL プロテクション トーンアップの特徴
皮膚科採用率の高いフランスブランドで、敏感肌向けベースとして不動の人気を誇ります。トーンアップピグメントがくすみを一掃し、メイク下地としても秀逸。独自メギゾリルXL＋UVフィルターでSPF50+/PA++++を実現しつつ、ターマルウォーターとビタミンE誘導体で外的ダメージから肌を守ります。白浮きしにくく薄膜フィットしますが、シリコン系ポリマーを含むため完全無添加重視派は注意。化粧下地としての仕上がりと高防御力・低刺激のバランスが評価され7位に。
- 化粧下地効果を重視
- 高SPFと低刺激を両立させたい
- 肌をトーンアップしつつ守りたい
6.ママバター 無添加 UVバリア モイストミルク
| 低刺激設計 | ◎（シアバター・吸収剤/パラベン/エタノールフリー） |
| 紫外線防御力 | SPF50／PA+++ |
| 使用感 | 乳液タイプでしっとり、石けんオフ可 |
無添加 UVバリア モイストミルクの特徴
オーガニックシアバターを主成分に、ロングUVAまでカットする散乱剤処方。新生児から使用可能という無添加設計で、シリコン・鉱物油・合成香料まで排除した徹底ぶりが魅力です。みずみずしい乳液質感できしみ感を抑え、保湿ヴェールが乾燥を防止。ウォーターレジスタントながら石けんでスルッと落ちるため、肌負担を極力減らしたい敏感肌ユーザーから高い支持を獲得。香りがないぶん好みを選ばず、室内外問わず幅広いシーンで活躍します。
- 新生児から使える無添加処方が欲しい
- 保湿も両立したい乾燥性敏感肌
- 石けんで簡単にオフしたい
5.ALLNA ORGANIC 日焼け止め
| 低刺激設計 | ◎（20種無添加・オーガニックエキス配合） |
| 紫外線防御力 | SPF50+／PA++++ |
| 使用感 | クリームながら軽めで石けんオフ可 |
日焼け止め 50g クリームの特徴
20種類の無添加をうたう徹底した低刺激設計で、ラベンダー・オレンジなど天然精油の癒しアロマが特徴。酸化チタン・亜鉛によるノンケミカル処方でSPF50+ながら肌呼吸を妨げにくく、石けんで落とせるのもポイントです。ビタミンC誘導体やヒアルロン酸を配合し、紫外線をブロックしながらエイジングケアも同時にアプローチ。テクスチャはこってりし過ぎず伸びはまずまずだが、精油の香りが苦手な人は注意。ナチュラル × 高防御のバランスで5位に。
- 無添加＋高SPFを求めるオーガニック志向
- 精油のリラックス感が好き
- クレンジング不要派
4.イハダ 薬用UVスクリーン 日焼け止め
| 低刺激設計 | ◎（薬用・吸収剤フリー・敏感肌処方） |
| 紫外線防御力 | SPF50+／PA++++ |
| 使用感 | 乳液状で保湿感高め、石けんオフ |
イハダ 薬用UVスクリーン 日焼け止めの特徴
花粉・ほこりブロックスプレーで知られるイハダが展開する薬用UV。抗炎症有効成分グリチルリチン酸2Kを配合し、紫外線だけでなく外部刺激による肌荒れを同時ケア。紫外線吸収剤不使用でもSPF50+/PA++++を実現し、耐摩擦コーティングでマスク擦れにも強い設計です。敏感期でもピリつきにくく、石けんで落とせるためクレンジングレス。保湿オイルが多めでツヤが出る一方、皮脂が多いTゾーンはテカリやすい場合があるため4位としました。
- 花粉やPM2.5も同時にガードしたい
- 紫外線吸収剤完全フリー＋高SPFが必須
- 乾燥＆敏感の両方が気になる肌
3.ノブ UVシールドEX
| 低刺激設計 | ◎（無香料・無着色・低刺激テスト済） |
| 紫外線防御力 | SPF50+／PA++++ |
| 使用感 | クリームなのに軽く、乾燥しにくい |
UVシールドEXの特徴
皮膚科推奨ブランドの代表格NOV。紫外線散乱剤ベースで敏感肌に優しく、紫外線吸収剤が苦手な人でも高SPFを確保できます。みずみずしいクリームが素早くフィットし、乾燥を防ぎながら白浮きを最小限に。汗・皮脂に強い処方ながら石けんで落とせるので、クレンジング不要派にも好評です. 保湿力が高く秋冬の肌荒れ防止にも活躍する一方、真夏の屋外スポーツではややペタつきが気になるとの声も。低刺激×高防御×保湿の三拍子でTOP3入り。
- 皮膚科医推奨品を選びたい
- 高SPF＆石けんオフがマスト
- 乾燥による刺激を防ぎたい
2.イハダ 薬用フェイスプロテクトUV ミルク
| 低刺激設計 | ◎（薬用・吸収剤フリー・敏感期用） |
| 紫外線防御力 | SPF50+／PA++++ |
| 使用感 | 超軽量ミルクでさらり、マスク擦れに強い |
イハダ 薬用フェイスプロテクトUV ミルクの特徴
2024年発売のフェイス専用薬用UV。花粉・汚染物質付着を防ぐ「PMバリア技術」に加え、抗炎症有効成分をダブル配合し肌トラブルを根本ケア。ミクロレベルの球状酸化亜鉛が均一に散乱板を形成し、高SPFでもきしみにくい軽さを実現しています。耐摩擦性に優れ、マスク生活でこすれやすい頬や鼻筋もヨレにくいのが特徴。価格は高めながら、その機能性と医薬部外品の安心感で2位にランクイン。
- 花粉・大気汚染も同時にブロックしたい
- 軽さと高SPFを両立させたい
- マスク擦れで赤くなりやすい
1.資生堂ジャパン アネッサ パーフェクトUVマイルドミルク NA
| 低刺激設計 | ◎（パラベン・アルコール・香料・着色料フリー、ベビー対応） |
| 紫外線防御力 | SPF50+／PA++++＋耐こすれ・耐水二重コート |
| 使用感 | さらさらミルクで白浮き最小、石けんオフ |
アネッサ(ANESSA) パーフェクトUVマイルドミルク NAの特徴
“金アネッサ”譲りの最先端UV防御テクノロジーを、敏感肌向けに落とし込んだフラッグシップ。紫外線吸収剤はカプセル化され肌に直接触れにくく、無添加４フリーで赤ちゃん※も使用可。独自の「摩擦耐久コート」がマスクやタオルこすれによるSPF低下を防ぎ、アクアブースターEXで汗・水と反応して膜が強化されるためプールや海でも焼けにくい。さらさら仕上げで皮脂崩れが少なく化粧下地としても高評価。石けんオフ可能で肌負担を抑えつつ、最高レベルの防御力と使い勝手を兼ね備えた点を総合し1位としました。※新生児は除く
- 敏感肌でも最高レベルのSPF/PAが欲しい
- 汗・水・摩擦に強いレジャー用を探している
- ベビーと共用したいが仕上がりも妥協したくない
敏感肌向け日焼け止めのおすすめの使い方は？
塗る前の保湿ケア
日焼け止めを塗る前には、スキンケアで肌をしっかりと保湿することが大切です。肌が乾燥しているとバリア機能が低下し、外部からの刺激を受けやすい状態になります。まず洗顔で肌を清潔にし、化粧水や乳液、クリームなどを使って十分にうるおいを与えましょう。保湿によって肌のコンディションが整うと、日焼け止めの伸びが良くなり、塗りムラを防ぐことにもつながります。スキンケア製品が肌にしっかりとなじんでから、次のステップとして日焼け止めを塗るようにしてください。
十分な量をムラなく塗る
日焼け止めの効果を最大限に発揮させるためには、十分な量をムラなく均一に塗ることが重要です。使用量が少ないと、製品に表示されている紫外線防御効果が得られません。顔に塗る場合、クリームタイプであればパール粒2つ分、液体タイプであれば500円玉大を目安に手に取ります。それを額、鼻、両頬、あごの5点に置き、顔の中心から外側に向かって優しく丁寧にのばしていくと、塗りムラを防げます。首や耳の後ろ、デコルテ、手の甲なども忘れずに塗りましょう。
こまめな塗り直しを徹底する
日焼け止めは一度塗れば一日中効果が持続するわけではありません。汗や皮脂、衣服とのこすれなどによって時間とともに落ちてしまうため、こまめに塗り直すことが不可欠です。一般的には2時間から3時間おきに塗り直すのが理想とされています。特に汗をかいた後や、タオルで肌を拭いた後には、その都度塗り直すように心がけてください。塗り直しを徹底することで、紫外線から肌を継続的に守ることができます。
一日の終わりには優しく洗い流す
一日の終わりには、肌に塗った日焼け止めを必ずきれいに洗い流しましょう。日焼け止めの成分が肌に残っていると、毛穴の詰まりや肌トラブルの原因となることがあります。製品のパッケージを確認し、石鹸で落とせるタイプなのか、専用のクレンジングが必要なタイプなのかを把握してください。洗浄料をよく泡立て、肌を強くこすらずに泡で包み込むように優しく洗いましょう。髪の生え際やあごの下など、すすぎ残しがないように注意が必要です。洗浄後は、化粧水や乳液で速やかに保湿ケアを行うことも忘れないでください。
敏感肌向け日焼け止めのよくあるQA
- Qノンケミカル処方とは何ですか？肌に優しいのですか？
- A
紫外線を防ぐ成分の違いによる分類です。「ノンケミカル処方」は、酸化チタンや酸化亜鉛などの「紫外線散乱剤」のみを使用し、物理的な膜で紫外線を反射・散乱させて肌を守ります。肌の上で化学変化が起こらないため、刺激が少なくアレルギー反応も起きにくいとされ、敏感肌向けの製品に多く採用されています。一方、「ケミカル処方」で使われる「紫外線吸収剤」は、紫外線を吸収して熱などのエネルギーに変換することで肌への侵入を防ぎます。
- QSPFやPAの数値は、高ければ高いほど良いのでしょうか？
- A
必ずしもそうとは限りません。SPFやPAは紫外線防御効果の高さを示す指数ですが、数値が高くなるほど肌への負担感が増す傾向にあります。敏感肌の場合は、肌への優しさを優先し、生活シーンに合わせて使い分けることが大切です。例えば、日常の買い物や通勤・通学であればSPF20〜30・PA++〜+++程度、炎天下での長時間のレジャーやスポーツではSPF50+・PA++++を選ぶなど、TPOに応じた選択をおすすめします。
- Q去年の夏に開封した日焼け止めは、今年も使えますか？
- A
使用はおすすめできません。一度開封した化粧品は、空気に触れることによる酸化や雑菌の繁殖などにより、品質が劣化している可能性があります。特に日焼け止めは、成分が分離して十分な紫外線防御効果が得られなくなっていることも考えられます。変色や異臭がなくても、肌トラブルを避けるために、開封後はそのシーズン中に使い切るようにしてください。未開封品であっても、高温多湿や直射日光を避けて保管しましょう。
- Q赤ちゃんや子供にも、大人用の敏感肌向け日焼け止めを使えますか？
- A
大人の敏感肌向け製品が必ずしも子供の肌に合うとは限らないため、「ベビー用」「キッズ用」と明記された製品を選ぶのが最も安全です。子供の皮膚は大人よりも薄くデリケートなため、大人向け製品に含まれる特定の成分が刺激になることがあります。子供用の製品は、安全性が確認された成分で作られていたり、より厳しいアレルギーテストが行われていたりします。使用前には腕の内側などでパッチテストを行い、肌に異常が出ないか確認するとより安心です。
- Q「石鹸で落ちる」と書いてありますが、本当にクレンジングは不要ですか？
- A
はい、基本的には普段お使いの石鹸や洗顔料、ボディソープで落とすことができます。ただし、これは日焼け止めを単体で使用した場合を想定しています。日焼け止めの上からウォータープルーフのファンデーションなど、落ちにくいメイクを重ねた場合は、メイクを落とすためのクレンジング剤が必要になります。落とす際は、洗浄料をしっかりと泡立て、肌を強くこすらずに泡の力で優しく洗い流すことが大切です。
まとめ
敏感肌向け日焼け止めの選び方からおすすめ製品までご紹介しましたが、お気に入りの一本は見つかりそうでしょうか。
大切なのは、ノンケミカル処方や保湿力といった「自分だけの基準」を持って製品を選ぶことです。
そして、どんなに優れた日焼け止めも、正しい使い方をしなければ効果は半減してしまいます。
この記事で解説したポイントを参考に、肌をいたわりながらしっかり紫外線をブロックできる最高のパートナーを見つけて、2025年も快適な毎日をお過ごしください。
気になるTOP3もぜひ見返してみてくださいね。
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