自宅で手軽に、豆から挽いた本格的なコーヒーを楽しみたい。そんな願いを叶えてくれるのが、ミル付きコーヒーメーカーです。
しかし、いざ一台を選ぼうとすると、デロンギやパナソニックといった人気メーカーの製品をはじめ、選択肢の多さに圧倒されてしまうかもしれません。
「全自動で手入れが簡単なモデルは?」「一人暮らしに合うおしゃれでコンパクトなタイプは?」「静音性やコスパも気になる」など、次々と浮かぶ疑問に、なかなか答えが見つからないという方も多いのではないでしょうか。
この記事では、そんなお悩みを解決するため、豆を挽くミル機能が本体に内蔵されている電動コーヒーメーカーに絞ってご紹介します。
豆から抽出までをボタン一つで行う全自動式から、こだわりの一杯を淹れられるエスプレッ-ソ式まで、形状や方式を問わず、様々なミル付き一体型モデルを対象としています。
家庭用はもちろん、高性能な業務用モデルも視野に入れ、新品・中古を問わない幅広い選択肢の中から、あなたにぴったりの一台を見つけるお手伝いをします。
この記事を読めば、きっとご自身のライフスタイルに合った最高のパートナーが見つかるはずです。
- おすすめのミル付きコーヒーメーカー12選
- 性能や価格などに基づいた製品の選び方
- 人気メーカーごとの製品の特徴と比較ポイント
- 個々のニーズやライフスタイルに合った最適な一台
- ミル付きコーヒーメーカーのおすすめ12選
- 12.ツインバード コーヒーメーカー 全自動 ミル付き
- 11.シロカ 全自動コーヒーメーカー カフェばこ
- 10.アイリスオーヤマ コーヒーメーカー 全自動
- 9.シロカ コーン式 全自動 コーヒーメーカー カフェばこPRO
- 8.シロカ コーン式全自動コーヒーメーカー SC-C124・UCC限定
- 7.メリタ ミル付き全自動コーヒーメーカーアロマフレッシュサーモ
- 6.PHILIPS 2200 LatteGo 全自動エスプレッソコーヒーマシン
- 5.Philips 3300 Series Fully Automatic Espresso Machine
- 4.デロンギ コンパクト全自動エスプレッソマシン
- 3.パナソニック コーヒーメーカー 全自動 ミル付き 沸騰浄水機能
- 2.デロンギ エスプレッソメーカー ラ・スペシャリスタ・アルテ
- 1.JURA コーヒーメーカー 全自動 ミル付き 静音 浄水機能
- まとめ
ミル付きコーヒーメーカーのおすすめ12選
今回のランキングは、味の決め手となる抽出品質・日常の使いやすさ・価格・実際の使用者レビューを総合的に評価し作成しました。
評価項目 | 評価基準と配点 |
---|---|
抽出品質 | ミル方式(コーン/臼/プロペラ)、挽き目の均一性、抽出の安定性を重視します。(30%) |
使い勝手 | タイマー、自動洗浄、着脱式タンク、直感的な操作性など日常利用の快適さを評価します。(25%) |
静音性・メンテ性 | 挽き・抽出時の騒音、手入れのしやすさ(フィルター/ミル部の洗浄性)を確認します。(15%) |
コストパフォーマンス | 実勢価格と機能・耐久性・付加価値のバランスを評価します。(20%) |
口コミ・実績 | Amazon上の評価やブランド信頼性、ロングセラーモデルとしての実績を参考にしました。(10%) |
それではいよいよ、おすすめのミル付きコーヒーメーカーを12選ご紹介していきます。どんなコーヒーメーカーがあるか気になるときは、ぜひチェックしてみてください。
12.ツインバード コーヒーメーカー 全自動 ミル付き
ミル方式 | 臼式(フラット) |
挽き目調整段数 | 3段階(粗・中・細) |
最大抽出杯数 | 6杯 |
ツインバード コーヒーメーカー 全自動 ミル付きの特徴
プロ監修で湯温や蒸らしを細やかに制御し、低速臼式ミルで雑味を抑えたドリップを再現します。燕三条製の刃による均一な粒度とシャワードリップによる安定抽出が魅力です。6杯対応の大容量で来客時にも重宝し、抽出温度は83℃/90℃から選べます。部品の作りも堅牢で長く使いやすい一方、サイズや価格はやや本格派寄りで、キッチンの占有スペースと予算に余裕がある方向けの一台です。
- 本格派のハンドドリップに近い味を自動で再現したい方
- 来客や家族分をまとめて淹れる機会が多い方
- 温度や挽き方を自分で最適化したい方
11.シロカ 全自動コーヒーメーカー カフェばこ
ミル方式 | プロペラ式 |
挽き目調整段数 | 4段階 |
最大抽出杯数 | 4杯 |
シロカ 全自動コーヒーメーカー カフェばこの特徴
コンパクト筐体にミルとドリップを一体化し、蒸らし工程やタイマーを搭載。着脱式タンクやステンレスサーバーで扱いやすく、毎日の1~2杯用途にフィットします。プロペラ式ゆえ粒度の完全均一化は難しいものの、価格優位と設置性の高さでエントリーに最適です。静音性も配慮され、はじめての全自動ミル付きとしてコスパが光るモデルです。
- 省スペースで手軽に挽きたてドリップを楽しみたい方
- 朝の定番用にタイマーで時短したい方
- 価格重視でまずは全自動を試したい方
10.アイリスオーヤマ コーヒーメーカー 全自動
ミル方式 | プロペラ式 |
挽き目調整段数 | 3段階目安(モード選択) |
最大抽出杯数 | 4杯 |
アイリスオーヤマ コーヒーメーカー 全自動の特徴
手頃な価格で豆挽きから抽出まで自動化し、洗って繰り返し使えるメッシュフィルターでランニングコストも抑えられます。1~4杯の少量抽出に向き、毎日の家飲みに寄り添う実用派。プロペラ式のため微粉はやや出やすいですが、飲みやすい味にまとまり、掃除負担も軽めです。初めての一体型として導入しやすく、気軽に挽きたて習慣を始めたいユーザーに適しています。
- 1~2人暮らしでコスパ重視の方
- 紙フィルター不要で手軽に使いたい方
- まずは全自動を低予算で試したい方
9.シロカ コーン式 全自動 コーヒーメーカー カフェばこPRO
ミル方式 | コーン式(コニカル) |
挽き目調整段数 | 無段階 |
最大抽出杯数 | 6杯 |
シロカ コーン式 全自動 コーヒーメーカー カフェばこPROの特徴
進化したコーン式ミルで挽きムラを抑え、雑味の少ない味わいを目指した上位機。豆・水の自動計量やマグカップ直接抽出など、毎日の使い勝手を高める工夫が充実しています。無段階の挽き目調整で豆に合わせた最適化が可能。価格はエントリーより上がりますが、味と利便性のバランスが良く、家族分の杯数にも対応できる万能モデルです。
- 味の安定性と時短を両立したい方
- 6杯までの抽出ができる家庭用上位機を探す方
- マグに直接落として素早く飲みたい方
8.シロカ コーン式全自動コーヒーメーカー SC-C124・UCC限定
ミル方式 | コーン式(コニカル) |
挽き目調整段数 | 段階式(モデル仕様) |
最大抽出杯数 | 4~6杯クラス |
シロカ コーン式全自動コーヒーメーカー SC-C124・UCC限定の特徴
コーン式で粒度が揃いやすく、挽き目×抽出設定で味づくりを楽しめるモデルです。限定セットは届いてすぐに豆の比較ができ、好み探しに最適。サイズも据え置きやすく、抽出は安定志向。より静音性や抽出バリエーションを求めるなら上位もありますが、家庭用として味・操作性・価格の均衡が取れた一台です。
- 初めてのコーン式で粒度の安定を重視する方
- 届いてすぐに豆比較を楽しみたい方
- 扱いやすい中上位クラスを探す方
7.メリタ ミル付き全自動コーヒーメーカーアロマフレッシュサーモ
ミル方式 | コーン式(コニカル) |
挽き目調整段数 | 段階式 |
最大抽出杯数 | 10杯 |
メリタ ミル付き全自動コーヒーメーカーアロマフレッシュサーモ
10杯対応の大容量に加え、保温性に優れるサーモポットを採用。コーン式ミルとタイマーで朝の一括抽出に強く、家族やオフィスでも活躍します。ミル音は抑制されつつもしっかり挽け、味の安定感も高評価。設置面積はやや大きめで価格も中上位帯ですが、まとめ淹れと保温性を両立したいユーザーにとって頼れる選択肢です。
- まとめて淹れて温かさをキープしたい方
- 大人数の家庭やオフィス用を探す方
- コーン式で味の安定を重視する方
6.PHILIPS 2200 LatteGo 全自動エスプレッソコーヒーマシン
ミル方式 | セラミックコーン式 |
挽き目調整段数 | 段階式 |
最大抽出杯数 | 1~2杯(連続抽出向き) |
PHILIPS 2200 LatteGo 全自動エスプレッソコーヒーマシンの特徴
LatteGoの簡単ミルクシステムで、洗浄15秒相当の手軽さを訴求。直感的なタッチ操作でエスプレッソからカプチーノまでワンタッチ抽出に対応します。セラミックミルで風味の劣化を抑え、アロマ抽出制御で温度と香りのバランスを最適化。家庭用の全自動エスプレッソ入門機として完成度が高く、ミルクメニュー重視の方に好適です。
- ミルク系メニューを手軽に楽しみたい方
- 洗浄の簡単さを最重視する方
- 操作を直感的に行いたい方
5.Philips 3300 Series Fully Automatic Espresso Machine
ミル方式 | セラミックコーン式 |
挽き目調整段数 | 段階式 |
最大抽出杯数 | 1~2杯(連続抽出向き) |
Philips 3300 Series Fully Automatic Espresso Machineの特徴
3300シリーズはSilentBrewで作動音を低減しつつ、5種類のメニューとAquaCleanでメンテ頻度を抑えられるのが魅力です。100%セラミックミルで摩耗に強く、安定した粒度を得られます。2200よりメニューや操作性が強化され、家族で使っても満足度が高い上位機です。ミルク系の泡質やお手入れの容易さも継承しており、総合満足度の高い万能機といえます。
- 静音性と多機能のバランスを求める方
- 家族みんなで多様なメニューを楽しみたい方
- メンテ負担を軽く長く使いたい方
4.デロンギ コンパクト全自動エスプレッソマシン
ミル方式 | コーン式 |
挽き目調整段数 | 段階式 |
最大抽出杯数 | 1~2杯(連続抽出向き) |
デロンギ コンパクト全自動エスプレッソマシンの特徴
デロンギの定番全自動。豆量・湯量・抽出温度が調整でき、日本向けの“カフェ・ジャポーネ”でドリップ風の一杯も楽しめます。コンパクト設計ながら操作は直感的で、初めての全自動エスプレッソとしても安心感の高いモデルです。スチームノズルでミルクメニューに対応し、日常的な一杯から来客時まで幅広く活躍します。
- 信頼性ある王道ブランドを選びたい方
- エスプレッソもレギュラーも一台で楽しみたい方
- 設定を詰めて自分好みの味を作りたい方
3.パナソニック コーヒーメーカー 全自動 ミル付き 沸騰浄水機能
ミル方式 | プロペラ式(自動ミル洗浄機能) |
挽き目調整段数 | 段階式(モード) |
最大抽出杯数 | 5杯前後 |
パナソニック コーヒーメーカー 全自動 ミル付き 沸騰浄水機能の特徴
沸騰浄水とミル自動洗浄で毎日の手入れ負担を大きく軽減。デカフェ豆コースやアイスコーヒー対応などメニュー性も充実しています。粉からも使用でき、家族の嗜好に合わせて手軽に使い分けられる点が魅力。味の安定と手入れの容易さのバランスに優れ、ドリップ派の最適解の一つです。新しめのNC-A58系は改良点も多く、長く使える良機です。
- 手入れがとにかく簡単な一台を求める方
- デカフェやアイスも含め多用途で使いたい方
- 家族で日常使いする安定志向の方
2.デロンギ エスプレッソメーカー ラ・スペシャリスタ・アルテ
ミル方式 | コーン式(内蔵グラインダー) |
挽き目調整段数 | 段階式 |
最大抽出杯数 | 1~2杯(バリスタ式連続抽出) |
デロンギ エスプレッソメーカー ラ・スペシャリスタ・アルテの特徴
手動抽出の愉しさと一体型ミルの利便を両立。Wセンサーにより挽きからタンピングまでを一貫制御し、安定したショットを実現します。フォームミルクの質も良好で、ラテアート入門にも最適。全自動より操作は増えますが、その分だけ味作りの自由度が高く、こだわり派が長く楽しめる「育てる一台」です。
- 抽出プロセスを自分の手で楽しみたい方
- ラテアートにも挑戦したい方
- 長期的に味を追い込む趣味性を重視する方
1.JURA コーヒーメーカー 全自動 ミル付き 静音 浄水機能
ミル方式 | 高精度グラインダー(段階調整) |
挽き目調整段数 | 7段階 |
最大抽出杯数 | 1~2杯(連続抽出向き) |
JURA コーヒーメーカー 全自動 ミル付き 静音 浄水機能の特徴
JURA独自のパルス抽出(P.E.P.)と自動蒸らしで少量抽出でも香味をしっかり引き出します。シンプル操作ながら味の厚みと余韻の長さは群を抜き、コンパクトで設置性にも優れます。価格は高めですが、毎日の一杯の満足度が高く、ブラックを極めたい方にはベストバイ。浄水機能との組み合わせで再現性も高く、1位に選定しました。
- ブラックの香味にこだわる方
- ボタン数個で高品質な一杯を安定して楽しみたい方
- 設置性と高級感を両立したい方
まとめ
この記事では、おすすめのミル付きコーヒーメーカーをランキング形式でご紹介しました。一口に「コーヒーメーカー ミル付き」と言っても、その特徴は様々です。
中でも
- ブラックコーヒーの香味をとことん追求したい方にはJURA (1位)
- 自分で淹れる工程を楽しみたい方にはデロンギのラ・スペシャリスタ・アルテ (2位)
- 手入れの手間を減らして多機能に使いたい方にはパナソニック (3位)
がおすすめです。
ご紹介した12台の製品比較と、味・手軽さ・コスパといった選び方のポイントを参考に、あなたのライフスタイルにぴったりの一台を見つけてみてください。
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