毎日の食卓に欠かせない身近な食材、豚肉。スーパーで何気なく手に取ることが多いかもしれませんが、選び方ひとつでその味わいは格段に変わります。
そこでこの記事では「本当に美味しい豚肉が知りたい」というあなたのために、おすすめの豚肉を12選しています。
グランプリ受賞に輝いた極上のブランド豚や、贈り物にもぴったりな人気のセット商品など、数ある中から厳選した逸品だけを集めました。
毎日の料理に大活躍する小間切れや切り落としから、特別な日に楽しみたい贅沢なしゃぶしゃぶ用のお肉まで、おすすめの豚肉を幅広くご紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
この記事を読めば、きっとあなたのお気に入りの豚肉が見つかるはずです。
- 美味しい豚肉を見分けるための3つの選び方
- 通販で購入できる人気の豚肉おすすめ12選
- 毎日の料理に役立つ豚肉の部位別おすすめの使い方
- 豚肉の安全性や保存方法に関するよくある質問と回答
豚肉のおすすめの選び方は?
1.肉の色で選ぶ
豚肉を選ぶ際は、まず肉の色に注目することが重要です。新鮮で美味しい豚肉は、光沢のある淡いピンク色をしています。
なぜなら、肉の色は鮮度や肉質を判断するための大切な指標であり、時間が経って酸化が進むと、色はくすんだ灰色っぽく変色してしまうからです。
また、飼育環境によるストレスなどが原因で肉質が低下すると、色が濃くなる傾向があります。
例えば、スーパーで同じ部位の豚肉が並んでいたら、より鮮やかでみずみずしいピンク色のものを選んでみてください。
そのような肉は、調理した際に柔らかく、豚肉本来の旨味をしっかりと感じられるでしょう。美味しい豚肉を手に入れるためには、つやのあるきれいなピンク色の肉を選ぶことが大切です。
2. ドリップ(肉汁)の有無で選ぶ
美味しい豚肉を見分けるには、パック内に「ドリップ」と呼ばれる赤い液体が溜まっていないかを確認することが不可欠です。
ドリップが少ない、あるいは全く出ていない豚肉を選ぶのが美味しく食べるためのコツです。
このドリップの正体は、豚肉の旨味成分や栄養素が細胞から流れ出たものだからです。
ドリップが多く出ているということは、それだけ肉の鮮度や品質が落ちており、調理した際にパサついた食感になるサインと言えます。
パックを少し傾けてみて、赤い液体がほとんど出てこない豚肉を選びましょう。
ドリップが少ない肉は旨味が内部にしっかり閉じ込められているため、ソテーや生姜焼きなどにすると、ジューシーでふっくらとした仕上がりになります。
豚肉の旨味を最大限に味わうためにも、ドリップが出ていない新鮮なものを選びましょう。
3. 脂身の質と状態で選ぶ
豚肉の美味しさを大きく左右する脂身の状態をチェックすることも、非常に重要な選び方のポイントです。
良質な豚肉の脂身は、美しく真っ白な色をしており、適度な粘りとツヤがあります。
脂身の質は豚の飼育環境や飼料に大きく影響され、良質な脂は融点が低く、調理した際に上品な甘みとコクを生み出します。
反対に、黄色がかっていたり、乾燥してパサパサしている脂身は風味が劣る可能性があります。
例えば、豚バラ肉を選ぶ際には、赤身と脂身がきれいな層をなし、脂身が白く輝いているものを選んでみてください。
このような上質な脂身を持つ豚肉は、角煮やしゃぶしゃぶにすると、アクが少なく、とろけるような食感と豊かな風味を楽しめます。
豚肉本来のコクと旨味を堪能するために、白くツヤのある上質な脂身を持つ肉を選びましょう。
豚肉のおすすめ12選
それではいよいよ、おすすめの豚肉を12選ご紹介していきます。どんな豚肉があるか、気になるときはぜひチェックしてみてください。
12.鹿児島県産黒豚こま切れメガ盛2kg
鹿児島県産黒豚こま切れメガ盛2kgの特徴
鹿児島県産黒豚こま切れメガ盛2kgは、その品質と利便性で多くの方に選ばれ、総合リアルタイムランキングをはじめとする7冠を達成しています。この鹿児島県産黒豚こま切れは、2kgという大容量ながら真空パックで届くため、鮮度を保ったまま必要な分だけ使えるのが魅力です。毎日の食卓に、深い旨みと柔らかな肉質の鹿児島県産黒豚こま切れを取り入れることで、家族みんなが喜ぶ美味しい料理を手軽に楽しめます。送料無料でお届けされるため、業務用としても、ご家庭での仕送りとしても大変便利な一品です。
11.下妻金豚の精肉&加工品セット
下妻金豚の精肉&加工品セットの特徴
下妻金豚の精肉&加工品セットは、東京食肉市場共励会で受賞歴を持つ確かな品質が自慢です。この下妻金豚は、「美味しいには理由があります」という言葉通り、徹底した分析に裏打ちされた本物の旨みが特徴で、豚肉特有の臭みが極めて少ないため、臭みが苦手な方にも安心して「下妻金豚」をおすすめできます。ロース800gとバラ600gの焼肉用がセットになっており、父の日やお中元のギフトにも最適です。
10.黒かつ亭の鹿児島県産黒豚肩ロース
黒かつ亭の鹿児島県産黒豚肩ロースの特徴
黒かつ亭の鹿児島県産黒豚肩ロースは、脂身と赤身のバランスがとれた希少部位として、多くの方に愛されています。この黒豚肩ロースは、ステーキやトンテキとして焼いても、ジューシーな旨みが口いっぱいに広がり、その美味しさは格別です。また、とんかつにしても、衣はサクサク、肉はふっくらとした絶妙な食感が楽しめます。ご自宅で本格的な黒豚料理を堪能できる、冷凍でお届けする逸品です。
9.三元豚ロールステーキ8個セット
三元豚ロールステーキ8個セットの特徴
平田牧場の日本の米育ち三元豚ロールステーキ8個セットは、農林水産大臣賞受賞という確かな品質が特徴の逸品です。この日本の米育ち三元豚ロールステーキは、とびうおのだしが付いているため、ご家庭で簡単に本格的な味わいを楽しめます。冷凍便で届くため、食べたい時に手軽に調理でき、おうちごはんを豊かに彩ってくれるでしょう。国産豚肉を使用したこの三元豚ロールステーキは、お取り寄せグルメとしても大変喜ばれています。
8.下妻金豚の肩ロースしゃぶしゃぶ
下妻金豚の肩ロースしゃぶしゃぶの特徴
伝説の下妻金豚の肩ロースしゃぶしゃぶ用500gは、その「さっぱりとした脂なのに旨みがある」という特徴で、豚肉の臭みが苦手な方にこそぜひ召し上がっていただきたい逸品です。最優秀賞受賞のこの下妻金豚は、しゃぶしゃぶに最適な薄切りで、口の中でとろけるような柔らかさと上品な旨みが楽しめます。鍋料理はもちろんのこと、様々な料理に活用でき、お取り寄せやギフトにも喜ばれること間違いなしの伝説の下妻金豚です。
7.国産豚トントロ
国産豚トントロの特徴
国産豚トントロ100gは、焼肉やバーベキューでその美味しさを存分に発揮する逸品です。お肉の旨みが凝縮されたこの国産豚トントロは、適度な脂身とプリプリとした食感が特徴で、口の中でとろけるような味わいが楽しめます。お中元や内祝い、誕生日プレゼントとしても大変喜ばれる国産豚トントロは、ご家庭での特別な食事を豊かに彩ってくれるでしょう。
6.国産豚コブクロ
国産豚コブクロの特徴
国産豚コブクロ300gは、独特の食感が楽しめる豚の子宮で、焼肉やバーベキュー、ホルモン焼きに最適な逸品です。コリコリとした歯ごたえと、噛むほどに広がる旨みが特徴の国産豚コブクロは、ホルモン好きにはたまらないでしょう。お中元や内祝い、誕生日プレゼントとしても喜ばれる国産豚コブクロで、普段とは違う特別なBBQを楽しんでみてはいかがでしょうか。
5.とよさ豚とんかつ用豚ロース
とよさ豚とんかつ用豚ロースの特徴
全日本豚枝肉コンクールで最高賞である名誉賞を受賞した「とよさ豚」のとんかつ用豚ロース120g×8枚セットは、お肉本来の旨みを存分に味わえる逸品です。キメ細やかな肉質と、脂身と赤身の絶妙なバランスが特徴の「とよさ豚」は、とんかつはもちろん、ポークソテーやトンテキとしても最高の美味しさを提供します。三重県産のブランド豚である「とよさ豚」は、お歳暮やお中元、母の日、父の日、誕生日などのギフトにも大変喜ばれることでしょう。
4.鹿児島県産黒豚バラしゃぶ
鹿児島県産黒豚バラしゃぶの特徴
鹿児島県産黒豚バラしゃぶは、黒豚本来の旨みを存分に味わえる逸品です。お鍋に入れて温かくいただくのはもちろん、暑い季節には冷しゃぶとしてさっぱりと楽しむこともできます。この鹿児島県産黒豚バラしゃぶは、贈り物としても大変喜ばれる、冷凍でお届けする国産の豚肉です。ご家庭での食卓を豊かにするだけでなく、大切な方へのギフトや仕送りとしても最適です。
3.伝説の下妻金豚の小間切れパック
伝説の下妻金豚の小間切れパックの特徴
伝説の下妻金豚の小間切れパック300g×10パックは、「さっぱりとした脂だけど旨みがある」という特徴で、豚肉の臭みが苦手な方にこそぜひ食べていただきたい逸品です。楽天ランキング1位を受賞したこの伝説の下妻金豚は、使いやすい小間切れで、鍋物やしゃぶしゃぶはもちろん、様々な料理に活用できます。冷凍パックで届くため、必要な分だけ解凍して使える利便性も魅力です。お取り寄せグルメとして、またギフトや会社のセット、詰め合わせとしても喜ばれること間違いなしの伝説の下妻金豚です。
2.観音池ポークバラスライス
観音池ポークバラスライスの特徴
観音池ポークバラスライス1kgは、500g×2パックでお届けする、宮崎県でNo.1を受賞した実績を持つ人気の豚肉です。この観音池ポークバラスライスは、その柔らかさと旨みが特徴で、しゃぶしゃぶや生姜焼き、野菜巻きなど、様々な料理に活用できます。毎日の食卓を豊かに彩るだけでなく、ギフトや贈り物としても大変喜ばれる逸品です。
1.火の本豚ロースしゃぶしゃぶと切り落とし食べ比べセット
火の本豚ロースしゃぶしゃぶと切り落とし食べ比べセットの特徴
火の本豚しゃぶしゃぶ用ロース300gと切り落とし1100gの食べ比べセットは、2020年にグランプリを受賞した世界に誇る熊本県産ブランド豚です。この火の本豚は、ロースの繊細な旨みと切り落としの使い勝手の良さを一度に楽しむことができ、しゃぶしゃぶはもちろん、様々なおかずに活用できます。お取り寄せやバーベキューにも最適な「火の本豚」は、冷凍で届くため、いつでも手軽に高級感あふれる豚肉料理を堪能できます。
豚肉のおすすめの使い方は?
炒め物や焼き物で手軽に楽しむ
豚肉は、日々の食卓で手軽に調理できる炒め物や焼き物に最適な食材です。
これらの調理法には、火を通しても硬くなりにくく、適度な脂身を含む部位が向いています。
例えば、きめが細かく柔らかなロース肉は、定番の生姜焼きやポークソテーにすると、肉本来の旨味と脂の甘みを存分に味わえます。
また、ロースよりも濃厚なコクがある肩ロースは、少し厚めに切ってトンテキにしたり、焼肉にしたりすると、食べ応えのある一品になります。
バラ肉の薄切りを野菜炒めに加えれば、その豊かな脂が全体に溶け出し、料理全体の風味を格段に引き上げてくれます。
煮込み料理でじっくり旨味を引き出す
時間をかけてじっくり火を通す煮込み料理には、豚肉の旨味を最大限に引き出せる部位が適しています。煮込むことで肉質が柔らかくなり、深い味わいが生まれるためです。
特に、赤身と脂身のバランスが良い肩ロースのブロック肉は、チャーシューやポークシチューに最適で、しっとりとした食感に仕上がります。
濃厚な味わいが特徴のバラ肉のブロックは、角煮にすることで、とろけるような柔らかさと脂の甘みが楽しめます。
また、旨味成分が豊富な肩肉も、カレーや煮込み料理に使うことで、肉のコラーゲンが溶け出し、スープに深いコクととろみを与えてくれます。
揚げ物や茹で料理で食感の違いを味わう
揚げ物や茹でるといった調理法では、使用する部位によって豚肉の食感の違いをはっきりと楽しむことができます。
揚げ物の代表格であるとんかつでは、脂肪が少なく最も柔らかいヒレ肉を使えば、さっぱりとしつつも非常に柔らかな食感になります。
一方で、ジューシーな脂の旨味も楽しみたい場合はロース肉が定番です。また、茹で料理では、冷しゃぶが人気です。
さっぱりと仕上げたいなら脂肪の少ないもも肉やロースの薄切りが、温かいしゃぶしゃぶでコクを重視するならバラ肉や肩ロースの薄切りがおすすめです。
それぞれの部位の個性を活かした使い方で、豚肉を思いっきり楽しんでみてください。
豚肉のよくあるQA
- Q豚肉は少し赤くても食べられますか?生食はできますか?
- A
いいえ、豚肉は生や加熱不十分な状態では絶対に食べないでください。豚肉やその内臓には、E型肝炎ウイルスやサルモネラ属菌、カンピロバクター・ジェジュニ/コリなどの食中毒菌、さらには寄生虫などが付着している可能性があります。これらの菌やウイルスは加熱に弱いため、安全に食べるには中心部の温度が75℃に達してから1分間以上、十分に加熱することが不可欠です。見た目が白っぽく変わっていても、中心部がまだ赤い場合は加熱が不十分なサインですので、さらに加熱してください。
- Qパックから出ている赤い液体は血液ですか?
- A
これは血液ではなく「ドリップ」と呼ばれるものです。ドリップは、豚肉の筋繊維から分離した水分で、筋肉の色素たんぱく質である「ミオグロビン」が含まれているため赤く見えます。このドリップには、豚肉の旨味成分やビタミンなどの栄養素も含まれています。そのため、ドリップが多く流れ出ている豚肉は、その分だけ風味や栄養が損なわれ、調理した際にパサついた食感になりやすい傾向があります。購入する際は、このドリップが少ないものを選ぶのが美味しく食べるコツです。
- Q豚肉を美味しく冷凍・解凍するコツはありますか?
- A
はい、あります。豚肉を冷凍保存する際は、まずキッチンペーパーで表面の水分をよく拭き取ります。次に、1回の調理で使う分量ごとに小分けにし、空気に触れないようにラップでぴったりと包みます。さらに冷凍用の保存袋に入れて空気をしっかり抜いてから冷凍庫に入れると、酸化や乾燥による品質の劣化(冷凍焼け)を防ぐことができます。解凍する際は、調理する半日~1日前に冷蔵庫に移し、低温でゆっくり解凍するのが最もおすすめです。旨味成分を含むドリップの流出を最小限に抑えることができます。
- Q消費期限を過ぎた豚肉は食べられますか?
- A
消費期限は「安全に食べられる期限」を示しているため、期限を過ぎた豚肉を食べることは安全上の観点から推奨できません。消費期限が切れた豚肉は、目に見えなくても食中毒の原因となる細菌が繁殖している可能性があります。特に、酸っぱいような異臭がする、表面にぬめりがある、通常よりも色が濃く黒ずんでいる、といった状態の場合は腐敗が進んでいるサインですので、絶対に食べずに廃棄してください。豚肉は消費期限内に食べきるか、期限内に冷凍保存するよう心がけましょう。
- Q調理前に豚肉を水で洗う必要はありますか?
- A
いいえ、基本的に豚肉を水で洗う必要はありません。むしろ、洗うことで肉の表面に付着している可能性のある細菌が、水しぶきと共にシンクの周りや調理器具、他の食材に飛び散り、汚染を広げてしまう「二次汚染」のリスクが高まります。肉の表面についている細菌は、調理の際の加熱によって死滅します。もし表面の水分などが気になる場合は、洗わずにキッチンペーパーで軽く押さえるように拭き取ってください。安全のためには、洗うことよりも中心部まで十分に火を通すことが最も重要です。
まとめ
今回は、美味しい豚肉のおすすめ商品と、スーパーでの買い物から役立つ選び方のコツを詳しくご紹介しました。
美味しい豚肉を見分けるには「光沢のあるピンク色」「ドリップの少なさ」「白くツヤのある脂身」という3つのポイントを押さえることが大切です。
この基本を知るだけで、いつもの豚肉選びがもっと楽しく、確実になるはずです。
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この記事を参考に、あなたにとって最高の逸品を見つけ、毎日の食卓をさらに豊かに彩ってください。
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