仕事の道具と趣味の相棒を一台で叶えたい人にとって、スズキ エブリイは最高の選択肢です。
その最大の魅力は、軽バンとは思えない圧倒的な積載能力と、自由自在なカスタム性にあります。
この記事では、ライバル車のハイゼットとの比較や気になる実燃費、グレードごとの違いから、車中泊やリフトアップといったカスタムの世界、中古車の選び方や維持費まで、後悔しない一台を選ぶための全情報を網羅的に解説します。

仕事も趣味も妥協したくないけど、どのモデルが自分に合うんだろう?

あなたの使い方に最適なエブリイが、きっとこの記事で見つかりますよ。
- ライバル車との違いと最適なグレードの選び方
- 5AGSの乗り方や気になる実燃費の実態
- 車中泊やカスタムといった趣味での活用術
- 中古車選びの注意点と年間の維持費
軽バン最強スズキエブリイの実力
仕事のプロから趣味を楽しむ人まで、多くの人々に選ばれるスズキ エブリイ。
その最大の魅力は、軽商用車とは思えないほどの圧倒的な実用性と拡張性の高さにあります。
ライバル車との比較や気になる燃費、そして自分に合った一台を見つけるための選び方まで、エブリイが持つ本当の実力を詳しく見ていきましょう。
エブリイとエブリイワゴンの違いは?
スズキ エブリイの購入を考えるとき、最初に多くの方が迷うのが、商用車である「エブリイ」と乗用車である「エブリイワゴン」のどちらを選ぶかという点です。
ナンバーや税金、後部座席のつくりが大きく異なり、用途によって最適な選択が変わります。
例えば、エブリイ(4ナンバー)は税金が安く、荷室を最大限に活用できる反面、後部座席は簡易的です。
一方、エブリイワゴン(5ナンバー)は後部座席が広く快適で、装備も充実していますが、車両価格や税金は高くなります。
項目 | エブリイ(商用) | エブリイワゴン(乗用) |
---|---|---|
ナンバー | 4ナンバー | 5ナンバー |
軽自動車税 | 5,000円/年 | 10,800円/年 |
初回車検 | 2年 | 3年 |
後部座席 | 簡易的なベンチシート(JOINは分割可倒式) | 厚みのある左右独立スライド・リクライニングシート |
最大積載量 | 350kg | — |
主な用途 | 荷物輸送、カスタムベース、仕事兼趣味 | 主に人の送迎、ファミリーユース、快適性重視 |

結局、どっちが自分に向いているんだろう?

荷物をたくさん積む仕事やカスタムがメインならエブリイ、人の送迎や快適性を重視するならエブリイワゴンがおすすめです。
荷室の広さを最優先し、維持費を抑えたいのであればエブリイが最適です。
後部座席の快適性や乗る人のおもてなしを考えるなら、エブリイワゴンを選ぶと満足度が高まります。
ライバル「ハイゼット」との比較
軽バン市場において、スズキ エブリイの最大の好敵手といえるのが、ダイハツの「ハイゼットカーゴ」です。
どちらも優れた軽バンですが、細かな部分で性格が異なります。
エブリイは助手席を前に倒すことで長尺物の積載性に優れる一方、ハイゼットカーゴは新開発のCVT(無段変速機)による滑らかな走りと低燃費が持ち味です。
安全装備についても、エブリイは「スズキ セーフティ サポート」を、ハイゼットカーゴは「スマートアシスト」を搭載し、それぞれ機能に違いがあります。
比較項目 | スズキ エブリイ | ダイハツ ハイゼットカーゴ |
---|---|---|
荷室長(2名乗車時) | 1,910mm | 1,915mm |
助手席前倒し時荷室長 | 2,640mm | — |
荷室の形状 | 床面・側面がフラットでスクエア | 荷室長は長いがタイヤハウスの出っ張りがある |
トランスミッション | 5MT/4AT/5AGS | 5MT/CVT |
燃費(WLTC/2WD最良値) | 17.2km/L (5AGS) | 15.6km/L (CVT) |
先進安全装備 | スズキ セーフティ サポート | スマートアシスト |

走りや安全装備も大事だけど、やっぱり荷室の使いやすさが一番気になるな。

荷室の広さやフラットさを最優先するならエブリイ、燃費やATの滑らかさを重視するならハイゼットも良い選択肢になります。
長尺の機材や資材を運ぶ機会が多い方には、助手席を倒して広大なスペースを確保できるエブリイが有利です。
一方、市街地走行が多く、燃費と運転のしやすさを求めるならハイゼットカーゴも検討する価値があります。
気になる実燃費は?燃費が悪いって本当?
「エブリイは燃費が悪い」という評判を聞くことがありますが、実際の燃費はトランスミッションや乗り方で大きく変わります。
商用車として重い荷物を積むことを想定した設計のため、乗用車と同じ感覚で比較するのは正しくありません。
カタログ燃費(WLTCモード)を見ると、最も燃費が良いのは2WDの5AGS車で17.2km/Lです。
インターネット上の燃費投稿サイトなどを参考にすると、実燃費はカタログ値の8割〜9割程度になることが多いようです。
特にAT車は燃費が伸び悩む傾向が見られます。
トランスミッション/駆動方式 | カタログ燃費(WLTCモード) | 実燃費の目安 |
---|---|---|
5AGS / 2WD | 17.2km/L | 14.5~16.5km/L |
5MT / 2WD | 17.0km/L | 14.5~16.0km/L |
4AT / 2WD | 14.6km/L | 12.0~14.0km/L |
5AGS / 4WD | 16.4km/L | 13.5~15.5km/L |

遠方へのロケも多いから、燃費は結構シビアに見ちゃうな…

MTやAGSを選べば燃費を伸ばせますし、商用車として見れば決して悪い数値ではありませんよ。
結論として、4AT車は燃費面で不利なものの、5AGSや5MTを選べば軽バンとして標準的な燃費性能を発揮します。
燃費を重視する方は、トランスミッション選びが重要です。
グレードごとの違いと選び方
スズキ エブリイには主に「JOIN」「PC」「PA」という3つのグレードがあり、後部座席の快適性や装備内容が大きく異なります。
自分の使い方を明確にして選ぶことが、購入後の満足度につながります。
最上級の「JOIN」は厚みのある分割可倒式リアシートを備え、人を乗せる機会が多い方に向いています。
「PC」はパワーウィンドウなど必要最低限の快適装備を備えた中間グレードです。
「PA」は装備を簡略化し、価格を抑えたビジネス向けのグレードといえます。
グレード | 主な特徴と装備 | こんな人におすすめ |
---|---|---|
JOIN | 乗用車に近い快適なリアシート、メッキフロントガーニッシュ | 人を乗せる機会がある、仕事とプライベートで兼用したい |
PC | パワーウィンドウ(前席)、キーレスエントリー、セキュリティアラーム | 荷室優先だが最低限の快適装備は欲しい、コストと装備のバランス重視 |
PA | 手動ウィンドウ、マニュアルエアコン | 徹底的にコストを抑えたい、荷物運搬に特化して使う |

たまに友人を乗せることもあるから、後部座席の快適性は気になるポイントだ。

人を乗せる機会があるならJOIN一択ですが、荷室をフル活用するならPCやPAが合理的です。
後部座席の使用頻度が選択の分かれ目です。
趣味の相棒として、たまに友人を乗せる使い方を想定するなら「JOIN」を選ぶと後悔がありません。
荷室をベッドにするなど、カスタムベースとして割り切るなら「PC」や「PA」が適しています。
5AGSはクセがある?AT・MTとの違い
エブリイに設定されている「5AGS(オートギアシフト)」とは、MT(マニュアルトランスミッション)をベースに、クラッチ操作とシフトチェンジを自動化した独自のトランスミッションです。
AT限定免許で運転できますが、その特性には慣れが必要です。
最大のメリットはMTに近いダイレクトな加速感と燃費の良さです。
一方で、変速時にアクセルを踏んだままだと、一瞬加速が途切れるような「息継ぎ感」が出ます。
これはロボットがクラッチを切ってギアを変えている証拠で、故障ではありません。
トランスミッション | メリット | デメリット |
---|---|---|
5AGS | 燃費が良い、ダイレクト感がある | 変速時のギクシャク感、坂道発進にコツがいる |
4AT | 運転が楽でスムーズ | 燃費が悪い、エンジン音が大きめ |
5MT | 燃費が良い、操る楽しさがある | クラッチ操作が必要、渋滞時は疲れる |

AT限定免許だけど、運転がギクシャクするのはちょっとストレスかも…

アクセル操作に少しコツがいりますが、慣れればMTのようなキビキビした走りと低燃費を両立できます。
変速のタイミングで少しアクセルを抜くように操作すると、スムーズに運転できます。
ATのスムーズさを求めるなら4AT、運転の楽しさと燃費を両立させたいなら5AGS、そして車を意のままに操りたいなら5MTと、自分の運転スタイルに合わせて選ぶことが大切です。
広い荷室!積載量と寸法を解説
スズキ エブリイが多くのユーザーに選ばれる最大の理由は、クラス最大級を誇る広大で使いやすい荷室空間です。
仕事道具から趣味のギアまで、あらゆるものを飲み込む懐の深さが魅力です。
2名乗車時の荷室床面長は1,910mm、荷室幅は1,315mm、荷室高は1,240mmと、隅々まで使えるスクエアな空間が広がります。
さらに、助手席を前に倒せば、床面長は2,640mmにまで拡大し、カーペットや長い資材も楽に積載できます。
最大積載量は350kg(2名乗車時)と、頼りになる積載能力を確保しています。
項目 | 寸法・数値 | 備考 |
---|---|---|
荷室長(2名乗車時) | 1,910mm | ほぼフラットな空間 |
荷室幅(4名乗車時) | 1,315mm | タイヤハウスの出っ張りが少ない |
荷室高 | 1,240mm | ハイルーフ仕様 |
バックドア開口部高 | 1,165mm | 大きな荷物の積み下ろしが楽 |
バックドア開口部幅 | 1,340mm | 横からのアクセスも良好 |
最大積載量 | 350kg | 2名乗車時 |

この広さなら、長尺の撮影機材もキャンプ道具も余裕で積めそう!

助手席を倒せば2,640mmの長尺物も積載可能で、工夫次第で活用の幅が無限に広がります。
この圧倒的な積載能力こそ、エブリイがプロの職人から車中泊を楽しむキャンパーまで、幅広い層に支持される核心部分です。
あなたのアイデア次第で、仕事の可能性も遊びのスケールも大きく広がります。
- エブリイとエブリイワゴンの違いは?
- ライバル「ハイゼット」との比較
- 気になる実燃費は?燃費が悪いって本当?
- グレードごとの違いと選び方
- 5AGSはクセがある?AT・MTとの違い
- 広い荷室!積載量と寸法を解説
スズキ エブリイで趣味を遊び尽くす
スズキ エブリイは、単なる仕事の道具ではありません。
その真価は、あなたの趣味やライフスタイルを無限に広げる「最高の遊び道具」としての側面にあります。
広大な荷室は、まるで自分だけの秘密基地。
車中泊、キャンプ、釣り、DIYなど、あらゆる趣味人を満足させるポテンシャルを秘めているのです。
この章では、エブリイを趣味の相棒として最大限に活用するための具体的な方法や、中古車選びのコツ、気になる維持費までを詳しく解説します。
活用シーン | エブリイの強み |
---|---|
車中泊 | クラス最大級のフラットな荷室空間 |
カスタム | リフトアップから内装まで豊富なパーツ |
中古車選び | 手頃な価格帯の旧型から選べる選択肢 |
乗り心地 | タイヤやシート交換で快適性を改善可能 |
故障リスク | 定番の弱点を把握すれば対策可能 |
維持費 | 4ナンバーならではの税金の安さ |
エブリイを手に入れることは、ただ車を持つこと以上の価値があります。
それは、自由な発想で遊びを創造する、新しいライフスタイルへの扉を開くことなのです。
【車中泊】最強のベース車と言われる理由
エブリイが「車中泊最強」と言われる最大の理由は、その圧倒的な荷室の広さと、完全にフラットになる空間設計にあります。
軽バンとは思えないほどのスペースは、工夫次第で快適なベッドルームへと変貌します。
助手席を前に倒し、後部座席を格納すると、荷室長は最大1,955mmにも達します。
これは身長180cmを超える大人でも、足を伸ばしてゆったりと眠れる広さです。
市販のベッドキットも数多く販売されており、組み立てるだけで簡単にフルフラットのベッドスペースを作り出せます。

DIY初心者でも快適なベッドは作れる?

市販のベッドキットなら置くだけで完成しますよ
豊富なカスタムパーツとアレンジの自由度の高さが、エブリイを車中泊のベース車として絶対的な地位に押し上げている理由です。
【カスタム】リフトアップから内装まで
エブリイの魅力は、自分だけのオリジナルな一台を作り上げる「カスタム」の楽しさにあります。
既製品のパーツが豊富で、まるでプラモデルを組み立てるかのように、自分好みのスタイルを追求できます。
特に人気なのが、車高を上げる「リフトアップ」です。
通称「アゲバン」と呼ばれるスタイルは、オフロードタイヤと組み合わせることで、ワイルドで個性的な外観を演出します。
費用はリフトアップキットと工賃を合わせて10万円前後から実現可能です。
内装も、ウッドパネルを貼ったり収納棚をDIYしたりと、アイデア次第で可能性は無限に広がります。

ガラッと印象を変える手軽なカスタムは?

タイヤとホイールの交換が最も効果的です
外装のドレスアップから、実用的な内装の作り込みまで、オーナーの個性を反映できる懐の深さがエブリイカスタムの醍醐味です。
中古車価格と狙い目のモデルは?
中古のエブリイを狙うなら、予算と求める性能のバランスを考えることが重要です。
現行型(DA17V)と、いまだに根強い人気を誇る旧型(DA64V)では、価格も特徴も大きく異なります。
先進安全装備や燃費性能を重視するなら現行型(DA17V)で、価格は約80万円から探せます。
一方で、カスタムをとことん楽しみたい、初期費用を抑えたいという方には、パーツが豊富で約30万円から購入可能な旧型(DA64V)がおすすめです。
モデル | 現行型(DA17V) | 旧型(DA64V) |
---|---|---|
販売期間 | 2015年2月~ | 2005年8月~2015年2月 |
中古相場 | 約80万円~200万円 | 約30万円~130万円 |
メリット | 燃費性能、先進安全装備、静粛性 | 価格の手頃さ、カスタムパーツの豊富さ |
デメリット | 中古でも価格が高め | 年式が古く、故障リスクがある |

コスパが良いのはどっちのモデル?

カスタム前提ならパーツ豊富なDA64Vがおすすめです
どちらのモデルも魅力がありますが、自分の使い方やカスタムの方向性を明確にして選ぶことが、後悔しない中古車選びのポイントになります。
「乗り心地が悪い」は改善できる?
「エブリイは乗り心地が悪い」という評判を耳にすることがあるかもしれません。
確かに、重い荷物を積むことを前提とした商用車のため、足回りは硬めの設定です。
しかし、この点は原因を理解し、いくつかの対策を施すことで十分に改善できます。
最も手軽なのはタイヤの空気圧調整です。
少し下げるだけでも突き上げ感が緩和されます。
さらに効果を求めるなら、約1万円から購入できる乗り心地改善を謳ったシートカバー(例: Clazzioのシートカバー)に交換するだけでも、長距離移動の疲労が大きく軽減されます。
改善策 | 費用の目安 | 効果の目安 |
---|---|---|
タイヤの空気圧調整 | 0円 | △ |
シートカバーの交換 | 約1万円~ | ◯ |
タイヤの交換 | 約4万円~ | ◯ |
ショックアブソーバーの交換 | 約5万円~ | ◎ |

一番手軽にできる対策は何?

まずはタイヤの空気圧を適正値より少し下げてみましょう
これらの対策を組み合わせることで、乗り心地は格段に良くなります。
商用車だからと諦めずに、自分好みの快適な乗り味に調整するのもエブリイの楽しみ方の一つです。
故障は多い?中古車選びの注意点
中古車を購入する際に気になるのが故障のリスクです。
エブリイにも年式や走行距離に応じて発生しやすい弱点が存在します。
しかし、購入前にチェックすべきポイントを押さえておけば、トラブルを未然に防げます。
中古車選びで最も重要なのは、過去のメンテナンス履歴、特にオイル交換の頻度を確認することです。
旧型のDA64Vで走行距離が10万kmを超えた車両では、ターボチャージャーからの異音や白煙の有無を重点的に確認しましょう。
これはオイルメンテナンス不足が原因で発生しやすい代表的なトラブルです。
チェック項目 | 確認方法 |
---|---|
エンジンオイル | オイルフィラーキャップ裏のスラッジ、整備記録簿の交換履歴 |
ターボチャージャー | エンジン始動時や加速時の異音、マフラーからの白煙 |
エアコン | 冷暖房の効き具合、異音の有無 |
オートマ(AT/AGS) | 変速時の大きなショックや滑りの有無 |

良い中古車を見分けるコツは?

オイル交換の記録がしっかり残っている車を選びましょう
事前に弱点を把握し、信頼できる販売店で実車をしっかり確認することが、長く付き合えるエブリイと出会うための秘訣です。
年間維持費は?4ナンバーの税金は安い?
エブリイ(バンタイプ)が趣味の車として選ばれる大きな理由の一つが、維持費の安さです。
その中心にあるのが、4ナンバー貨物車ならではの税金の安さです。
乗用タイプの軽自動車(5ナンバー)の軽自動車税が年間10,800円なのに対し、エブリイ(4ナンバー)は年間わずか5,000円です。
この差額は、カスタムパーツの購入費用や、趣味に出かけるためのガソリン代に充てることができます。
費用項目 | 年間費用の目安 | 備考 |
---|---|---|
軽自動車税 | 5,000円 | 4ナンバー(自家用)の場合 |
自動車重量税 | 3,300円 | エコカー減税非対象の場合(1年あたり) |
自賠責保険料 | 9,335円 | 12ヶ月契約の場合(1年あたり) |
任意保険料 | 約40,000円~ | 年齢・等級により変動 |
ガソリン代 | 約80,000円 | 年間1万km走行、燃費15km/L、ガソリン160円/Lで計算 |
合計 | 約137,635円~ | 車検費用、メンテナンス費用は別途 |

車検は毎年必要になるの?

自家用として使うなら、乗用車と同じ2年ごとですよ
経済的な負担が少ないため、気兼ねなく趣味に没頭できる。
これもエブリイが多くの人に愛される、見逃せない魅力なのです。
よくある質問(FAQ)
- Qターボ車はどんな人におすすめですか?
- A
高速道路を頻繁に利用する方や、重い荷物を積んで坂道を走る機会が多い方に特におすすめです。
力強い加速性能が大きな魅力ですが、ノンターボ車と比較するとスズキ エブリイの燃費は少し落ちる傾向にあります。
ご自身の走行シーンに合わせて評価し、選択するのが良いでしょう。
- Q初めてのスズキ エブリイ カスタム、何から始めるべきですか?
- A
手軽に始められて満足度が高いのは、内装のカスタムです。
例えば、社外品のシートカバーを取り付けるだけでも乗り心地と見た目が向上します。
また、見た目の印象を大きく変えたい場合は、タイヤとホイールの交換がおすすめです。
多くのカスタムパーツが販売されているので、少しずつ自分好みの一台に仕上げていく楽しみがあります。
- Q4WDモデルの燃費はどれくらい悪化しますか?
- A
4WDモデルは、雪道や悪路での安定した走行性能が魅力ですが、2WDモデルに比べて1〜2km/Lほど燃費が悪化するのが一般的です。
常に4WDで走行するわけではありませんが、車両重量の増加などが影響します。
安定性を取るか、日々の燃費を取るかが選択のポイントになります。
- Q釣りやキャンプで使う場合、特に便利な装備はありますか?
- A
釣りで使うなら、濡れた道具も気にせず積める防水仕様のラゲッジマットや、釣竿を天井にすっきり収納できるロッドホルダーが非常に便利です。
また、キャンプでの車中泊を快適にするなら、荷室寸法に合わせて作られた市販のベッドキットの導入がおすすめです。
フラットで広い就寝スペースを手軽に確保できます。
- Q次のモデルチェンジはいつ頃でしょうか?
- A
2024年2月に一部仕様変更が行われ、AT車がCVTへと変更されたスズキ エブリイの新型が発売されました。
しかし、全面的なフルモデルチェンジに関する公式な発表は今のところありません。
軽商用車のモデルチェンジ周期は長いため、しばらくは現行のDA17V型が継続して販売されると見るのが一般的です。
- Q中古車選びで注意すべき「欠点」はありますか?
- A
スズキ エブリイの中古車を選ぶ際は、特にエンジンオイルのメンテナンス履歴をしっかり確認することが重要です。
特に人気のある旧型(DA64V)では、オイル管理が悪いとターボの不具合につながる欠点があります。
中古車価格だけでなく、下回りのサビの状態や、エアコンの効き具合なども忘れずにチェックすることをおすすめします。
まとめ
この記事では、スズキ エブリイが仕事の道具としてだけでなく、最高の遊び道具としても選ばれる理由を網羅的に解説しました。
最大の魅力は、軽バンとは思えないほどの圧倒的な積載能力と、自分だけの秘密基地を作り上げるような無限のカスタム性です。
- 仕事の機材もキャンプ道具も丸ごと積める広大な荷室空間
- リフトアップや内装DIYなど、アイデア次第で広がるカスタムの世界
- ライバル車との比較やグレード・5AGSなど、後悔しないための選び方
- 維持費の安さや乗り心地の改善策といった実用的な知識
この記事を参考に、まずは中古車サイトやカスタム事例を眺めながら、あなたがエブリイで実現したいことを具体的に想像してみてください。
きっと、理想のバンライフへの第一歩が見つかります。
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