家族にぴったりの一台を見つけるには、燃費や価格だけでなく、実際の使い勝手や将来の維持費まで含めて総合的に比較することが重要です。
この記事では、ホンダの人気ミニバン「フリード ハイブリッド」について、新型と旧型の違いからライバル車「シエンタ」との徹底比較、中古車選びの注意点まで、購入前に知りたい情報を網羅的に解説します。

新型も旧型もシエンタも気になるけど、結局どれが我が家に合っているの?

この記事を読めば、あなたの家族に最適な一台が必ず見つかります。
- 新型(3代目)と旧型(2代目)の具体的な違い
- ライバル車「シエンタ」との燃費や価格、使い勝手の比較
- 6人乗りと7人乗りのメリット・デメリットと家族構成に合う選び方
- 中古車の価格相場や年間の維持費、故障リスク
フリード ハイブリッドの魅力と実力
ホンダのフリード ハイブリッドは、多くの家族にとって「ちょうどいい」選択肢であり続けています。
特に2024年に登場した新型(3代目)は、その魅力をさらに進化させました。
運転のしやすさと室内の広さ、そして家計に優しい燃費性能という、ミニバンに求められる要素を見事に両立している点が最大の強みです。
新型と旧型のどちらを選ぶかによって、走りの感覚や搭載される機能が異なります。
それぞれの特徴を理解することで、あなたの家族に本当に合った一台が見つかります。
比較項目 | 新型(3代目・2024年〜) | 旧型(2代目・2016年〜2024年) |
---|---|---|
ハイブリッドシステム | e:HEV(2モーター式) | i-DCD(1モーター式) |
走行フィール | 静かで滑らかなモーター走行中心 | エンジン主導のダイレクト感 |
内装デザイン | 水平基調でモダンなデザイン | 立体的で機能的なデザイン |
安全性能(ホンダセンシング) | 検知範囲が拡大、渋滞追従機能などが進化 | 基本的な予防安全機能を搭載 |
エクステリア | シンプルな「AIR」とアクティブな「CROSSTAR」 | 標準タイプと「CROSSTAR」 |
これらの違いを知ることで、あなたのカーライフがより豊かになる選択ができます。
フリードが持つ実力は、日々の送り迎えから週末のレジャーまで、あらゆる場面で家族を支えるパートナーとなるでしょう。
新型(3代目)と旧型(2代目)の違いを比較
2024年のフルモデルチェンジで登場した新型フリード(3代目)は、旧型(2代目)から大きく進化しました。
最も大きな違いは、ハイブリッドシステムが新世代の「e:HEV」へと刷新されたことです。
エクステリアは、シンプルで上質な「AIR」と、SUVテイストの「CROSSTAR」という2つのタイプが設定され、個性を表現しやすくなりました。
安全運転支援システム「ホンダセンシング」も進化しており、検知範囲の拡大や渋滞運転支援機能(トラフィックジャムアシスト)の追加など、安全性が向上しています。
内装も水平基調で見晴らしの良いデザインに変わり、より快適なドライブを楽しめる空間になりました。

見た目も中身も結構変わったんですね。どっちを選ぶか迷います。

最新の安全性能と走りを求めるなら新型、コスパを重視するなら旧型後期モデルがおすすめです。
走りの滑らかさや最新の安全装備を重視するなら新型、価格を抑えつつ完成度の高いコンパクトミニバンを手に入れたいなら中古市場で価格がこなれてきた旧型が、それぞれ良い選択肢になります。
「e:HEV」と「i-DCD」走りの違いは?
新型フリードに搭載される「e:HEV(イーエイチイーブイ)」とは、日常の多くのシーンをモーターで走行する、静かで滑らかな走りを特徴とする2モーター式のハイブリッドシステムです。
一方、旧型に搭載されていた「i-DCD(アイディーシーディー)」は、エンジンの力をクラッチでつなぐ1モーター式で、ダイレクトな加速感が味わえるスポーティーなシステムでした。
この二つのシステムは、走りの感覚に明確な違いをもたらします。
e:HEVは発進からスムーズで力強く、まるで電気自動車のような静けさが魅力です。
対してi-DCDは、エンジンが主体となる場面で小気味よい変速フィールがあり、キビキビとした運転を楽しみたい方に向いています。
特に、街中でのストップアンドゴーが多い場合はe:HEVの静粛性が、高速道路での合流などではi-DCDのダイレクト感が際立ちます。

普段は街乗りが多いけど、高速も使うのでどっちがいいのかな?

静かでスムーズな運転を重視するならe:HEV、キビキビした走りがお好みならi-DCDが向いています。
どちらの走りが優れているというわけではなく、好みの問題です。
穏やかで快適な乗り心地を求めるなら新型のe:HEV、車との一体感を味わいたいなら旧型のi-DCDを搭載した中古車を試乗して比較してみることをおすすめします。
実燃費は悪い?ガソリン車との差
フリード ハイブリッドの購入を考える上で、実際の燃費(実燃費)は最も気になるポイントのひとつです。
結論から言うと、フリード ハイブリッドの実燃費は優秀で、決して悪くありません。
オーナーの口コミやメディアの試乗データを見ると、WLTCモードカタログ燃費(25.6km/L ※AIR FF)に近い、リッターあたり20kmを超える数値を記録することが多いです。
特に市街地や郊外といったストップアンドゴーが多い場面で、ハイブリッドシステムの恩恵を大きく受けられます。
ガソリン車との価格差を、毎日のガソリン代でどれくらい回収できるか見てみましょう。
項目 | ハイブリッド車(e:HEV AIR FF) | ガソリン車(AIR FF) |
---|---|---|
車両価格(税込) | 3,359,400円 | 2,924,900円 |
カタログ燃費(WLTC) | 25.6km/L | 16.4km/L |
年間ガソリン代※ | 66,406円 | 103,659円 |
年間差額 | — | 37,253円 |
価格差回収の目安 | — | 約11.7年 |
※年間走行距離10,000km、ガソリン価格170円/Lで計算
車両の価格差は大きいですが、走行距離が多い方や長く乗り続ける予定の方であれば、ガソリン代と税金の差で十分に元が取れる可能性があります。
燃費性能は、家計を助けてくれる大きなメリットになります。
「ちょうどいい」サイズと広い室内空間
フリードの最大の魅力は、なんといってもその絶妙なパッケージングです。
日本の道路事情に合わせた取り回しの良い5ナンバーサイズでありながら、一歩室内に足を踏み入れると驚くほどの広がりを感じます。
全長4,310mm、全幅1,695mmというコンパクトなボディは、横浜市郊外のような狭い道でのすれ違いや、スーパーの駐車場での車庫入れの際にストレスを感じさせません。
それでいて、室内高は1,285mmも確保されており、小さなお子さんなら立ったまま着替えができるほどの開放感があります。
この「運転のしやすさ」と「室内の広さ」の両立こそが、フリードが選ばれる理由です。

今のフィットより大きいと運転が不安だったけど、5ナンバーサイズなら安心かも。

視点が高く見切りも良いので、すぐに慣れますよ。むしろ運転しやすく感じるかもしれません。
大きなミニバンに抵抗があるけれど、家族のために広い室内空間は譲れない、という悩みに完璧に応えてくれる一台です。
この「ちょうどいい」サイズ感が、毎日の運転を楽にしてくれます。
6人乗りと7人乗りの違いと選び方
フリードの購入時に多くの人が頭を悩ませるのが、6人乗りと7人乗りのどちらを選ぶかというシートレイアウトの問題です。
これは家族構成や使い方によって最適な解が異なります。
それぞれのメリットとデメリットを理解し、ご自身のライフスタイルに合う方を選ぶことが後悔しないための鍵です。
シートタイプ | 6人乗り(キャプテンシート) | 7人乗り(ベンチシート) |
---|---|---|
メリット | ・2列目が独立し快適性が高い ・ウォークスルーで3列目への移動が楽 ・チャイルドシート2脚設置時の圧迫感が少ない | ・乗車定員が1人多い安心感 ・2列目に3人座れる ・シートを倒せばよりフラットな空間になる |
デメリット | ・乗車定員が1人少ない ・シート間の隙間に荷物が落ちることがある | ・3列目へのアクセスにシートを倒す手間が必要 ・2列目中央席はやや窮屈 |
おすすめの家族 | ・4人家族が中心で、たまに祖父母を乗せる ・2列目の快適性や車内移動のしやすさを重視する | ・5人家族や、友人を乗せる機会が多い ・乗車人数を最優先したい |

子供が2人になるから、ウォークスルーできる6人乗りの方が便利そうですね。

お子さんが小さい間は、車内でのお世話もしやすいキャプテンシートが活躍します。
これから4人家族になるご家庭や、3列目シートへのアクセス性を重視するなら、2列目シートが独立した6人乗りがおすすめです。
車内でのお子さんのお世話もしやすく、使い勝手の良さを実感できるでしょう。
車中泊はできる?シートアレンジを解説
フリードは、その広い室内空間と多彩なシートアレンジを活かして、車中泊を楽しむことが可能です。
家族でのキャンプや長距離ドライブの際に、大きな魅力となります。
シートを倒すことで大人2人が横になれるスペースを生み出せますが、完全に平坦なフルフラットにはならず、シートの継ぎ目に多少の段差ができます。
快適な睡眠のためには、厚手のキャンプマットやエアマット、あるいはホンダの純正アクセサリーとして用意されている「ラゲッジクッションマット」などを使用して、段差を解消する工夫が必要です。
このひと手間を加えることで、驚くほど快適なベッドスペースが完成します。

家族でキャンプに行くから、車中泊できるのは嬉しいです。

専用マットを使えば快適なベッドスペースが完成します。気軽にアウトドアを楽しめますよ。
フリードでの車中泊は、ミニバンならではの楽しみ方の一つです。
大容量の荷室と組み合わせることで、気軽にアウトドアレジャーへ出かけることができます。
まさに「遊べるミニバン」としての実力も十分に備えています。
フリード ハイブリッドの賢い選び方
フリード ハイブリッドの購入で後悔しないためには、ライバル車との比較や中古車選び、維持費といった現実的な問題点をしっかり把握しておくことが重要です。
ご自身の家族構成やライフスタイルに本当に合っているかを見極めるための、具体的な選び方を解説します。
比較項目 | フリード ハイブリッド | トヨタ シエンタ ハイブリッド |
---|---|---|
室内空間 | 3列目も広く実用的 | 3列目は補助的 |
荷室 | 3列目跳ね上げ式で高さあり | 3列目床下格納でフラット |
中古の狙い目 | 2019年以降の後期型 | 2代目後期型(2018年以降) |
維持費 | ガソリン代・税金ともに経済的 | フリードとほぼ同等 |
4WD性能 | 生活四駆として十分な性能 | E-Fourはモーター駆動で滑らか |
グレード | シンプルなAIR、SUV風のCROSSTAR | 機能的なZ、G、X |
ここでは、価格や性能だけでなく、長く付き合っていく上での満足度を左右するポイントを詳しく見ていきましょう。
【徹底比較】ライバル「シエンタ」との違い
フリードを検討する上で、最大のライバルであるトヨタ「シエンタ」との比較は避けて通れません。
どちらも人気のコンパクトミニバンですが、特に3列目シートの考え方と荷室の使い勝手に大きな違いがあります。
項目 | フリード ハイブリッド | シエンタ ハイブリッド |
---|---|---|
ハイブリッドシステム | e:HEV(モーター主体の滑らかな走り) | THS-Ⅱ(エンジンとモーターの効率的な協調) |
燃費(WLTCモード) | 25.4km/L (AIR FF) | 28.2km/L (Z FF 7人乗り) |
3列目シート | 跳ね上げ式で格納 | 床下格納式で格納 |
3列目格納時の荷室 | 広くて背の高い荷物も積める | 床面がフラットで使いやすい |
3列目の居住性 | 大人も座れる実用的な広さ | 子供や緊急時向けの補助的な空間 |
車両価格(ハイブリッド) | 約269万円~ | 約267万円~ |

結局、どっちが我が家に向いているんだろう?

3列目を頻繁に使うご家庭や、広い室内空間を最優先するならフリードがおすすめです
両者を比較すると、燃費性能ではわずかにシエンタが優位ですが、3列目シートの居住性や、3列目使用時の荷室の広さはフリードに軍配が上がります。
家族みんなで快適に移動したいというニーズには、フリードの方がより応えてくれるでしょう。
中古車価格と狙い目の年式は?
新型モデルの登場により、先代の2代目フリード ハイブリッドの中古車市場が活発になっています。
特に、安全運転支援システム「ホンダセンシング」が標準装備となった2019年10月のマイナーチェンジ以降の後期型が狙い目です。
中古車市場では、この後期型が走行距離3万~6万kmのもので、およそ180万円から250万円程度の価格帯で見つかります。
新車にこだわらないのであれば、装備が充実していて信頼性も高い後期型の中古車は、コストパフォーマンスに優れた選択肢になります。

中古は安くていいけど、どんな状態の車を選べばいいの?

修復歴がなく、ディーラーが販売している認定中古車を選ぶと、保証も手厚く安心感が大きいですよ
予算を抑えつつも、安心して長く乗れる一台を探している方にとって、程度の良い2代目後期型は魅力的な存在です。
故障は多い?バッテリー寿命と費用
中古のハイブリッド車で気になるのが、故障のリスクと駆動用バッテリーの寿命です。
フリード ハイブリッドでは、駆動用バッテリーの寿命が一番の関心事でしょう。
バッテリーの寿命は乗り方によって変わりますが、一般的に走行距離15万~20万kmが一つの目安となります。
万が一交換が必要になった場合、費用は工賃を含めて20万円前後かかります。
先代(2代目)に搭載されていた「i-DCD」というハイブリッドシステムは、初期モデルでリコールがありましたが、対策が進み後期型では信頼性が向上しています。

バッテリー交換にそんなにお金がかかるんだ…

高額ですが、頻繁に交換する部品ではありません。不安な方は、購入時にバッテリーの保証が手厚いプランを選ぶと安心です
過度に心配する必要はありませんが、中古車を選ぶ際は、保証の有無や定期的なメンテナンス履歴が確認できる車両を選ぶことが大切です。
年間維持費はいくら?税金や車検代
フリード ハイブリッドを購入した後の、リアルな出費も気になります。
自動車税や重量税、ガソリン代などを含めた年間の維持費をシミュレーションしてみましょう。
費用項目 | 金額(年間目安) | 備考 |
---|---|---|
自動車税 | 30,500円 | 1.5Lクラス |
自動車重量税 | 5,000円 | エコカー減税適用・年換算 |
自賠責保険料 | 約10,000円 | 2年契約を年換算 |
ガソリン代 | 約85,000円 | 年間1万km走行、燃費20km/L、ガソリン170円/Lで計算 |
任意保険料 | 約60,000円 | 年齢・等級による |
車検費用 | 約40,000円 | 2年ごとの費用を年換算(部品交換なしの場合) |
合計 | 約230,500円 | あくまで目安 |

今のコンパクトカーと比べて、どれくらい高くなるのかな?

税金はほぼ同じ水準です。優れた燃費性能のおかげで、ガソリン代は車のサイズが大きくなっても抑えられますよ
このシミュレーションから、フリード ハイブリッドはミニバンでありながら、年間の維持費は一般的なコンパクトカーと大差ない水準に収まることがわかります。
家計への負担を抑えながら、広くて便利なミニバンの恩恵を受けられるのが大きなメリットです。
4WDの実力は?雪道でも安心か
降雪地域にお住まいの方や、ウィンタースポーツを楽しむ方にとって、4WD(四輪駆動)の性能は重要な選択基準です。
フリードには、「リアルタイムAWD」と呼ばれる、賢い4WDシステムが搭載されています。
このシステムは、通常時は燃費の良い前輪駆動(FF)で走行し、雪道や凍結路で前輪が滑りやすい状況を検知すると、自動的に後輪へ駆動力を配分して走行を安定させます。
本格的な悪路を走破するためのものではありませんが、日常で遭遇するような雪の積もった坂道や、滑りやすい交差点での発進時には、心強い安定感をもたらしてくれます。

坂道が多い地域だから、冬場の凍結が心配…

フリードの4WDなら、普段の生活で遭遇するような雪道や凍結路での坂道発進もスムーズに行えます
普段は燃費が良く、いざという時にはしっかりと仕事をしてくれるフリードの4WDは、特に降雪の可能性がある地域に住むご家族にとって、大きな安心材料となるでしょう。
おすすめグレードはAIR?CROSSTAR?
新型フリード(3代目)では、キャラクターの異なる2つのグレード「AIR(エアー)」と「CROSSTAR(クロスター)」が設定されており、どちらを選ぶかで車の印象が大きく変わります。
項目 | AIR(エアー) | CROSSTAR(クロスター) |
---|---|---|
デザインコンセプト | シンプルで洗練されたモダンなスタイル | SUVテイストのアクティブで力強いスタイル |
専用エクステリア | ボディ同色のすっきりしたグリル | 専用デザインのグリル、前後バンパー、ホイールアーチ |
専用装備 | — | ルーフレール(シルバー) |
タイヤサイズ | 15インチ | 16インチ(CROSSTAR専用) |
内装 | 明るく開放的なカラーリング | 落ち着いたブラック基調のシート |

見た目はCROSSTARが好きだけど、乗り心地も違うのかな?

CROSSTARはタイヤの厚みが増す分、AIRよりも少しマイルドな乗り心地に感じられるでしょう。ぜひ試乗で確かめてみてください
デザインの好みで選ぶのが基本ですが、CROSSTARはルーフレールが標準装備なので、ルーフキャリアを取り付けて荷物を積みたいアウトドア派の方には理にかなった選択です。
一方、AIRのシンプルさは、都会的な風景にも馴染みます。
ご自身のライフスタイルや好みに合わせて、最適な一台を選びましょう。
- 【徹底比較】ライバル「シエンタ」との違い
- 中古車価格と狙い目の年式は?
- 故障は多い?バッテリー寿命と費用
- 年間維持費はいくら?税金や車検代
- 4WDの実力は?雪道でも安心か
- おすすめグレードはAIR?CROSSTAR?
よくある質問(FAQ)
- Q新型フリードハイブリッドの値引きは、どれくらい期待できますか?
- A
新型モデルが登場したばかりのため、車両本体からの大きな値引きは難しい状況です。
ただし、決算期などを狙ってライバル車であるシエンタのカタログを持参して交渉すると、ディーラーオプションのサービスなど実質的な値引きを引き出せる可能性があります。
まずは付属品を含めた総額での比較をしてみましょう。
- Qフリードハイブリッドの納期はどのくらいかかりますか?
- A
新型フリードハイブリッドの納期は、選択するグレードやオプションによって変わりますが、一般的には数ヶ月から半年程度が目安になります。
特に人気の高いクロスターや特別な塗装色を選ぶと、通常より長くかかる傾向があります。
最新の正確な情報は、お近くのディーラーで直接確認することをおすすめします。
- Qフリードハイブリッドの具体的な欠点やデメリットを教えてください。
- A
便利なフリードにもいくつかのデメリットは存在します。
3列目シートは跳ね上げ式で格納するため、ライバルのシエンタと比較すると荷室の横幅が少し狭くなります。
また、背の高い荷物を積んだ際に、後方の視界が少し遮られることがあります。
試乗の際には、実際にシートを格納して荷室の使い勝手や視界を確認すると良いでしょう。
- Qおすすめのメーカーオプションやディーラーアクセサリーはありますか?
- A
後席に乗る家族のために、USBチャージャーを追加するオプションは非常に満足度が高いです。
また、小さなお子様がいるご家庭なら、防水・防汚仕様のフロアカーペットマットがあると内装をきれいに保つのに役立ちます。
高価なカーナビゲーションシステムよりも、スマートフォン連携機能で十分という方も増えています。
- Qフリードハイブリッドを試乗する際、どんな点をチェックすれば良いですか?
- A
まず、新型に搭載されたハイブリッドシステム「e:HEV」の静かで滑らかな加速感を体感してください。
次に、ご自宅の駐車場やよく通る道を想定し、運転しやすいサイズ感かどうかを確認することが大切です。
6人乗りと7人乗りの両方が試乗できるなら、2列目シートの座り心地や3列目へのアクセスのしやすさを比較してみましょう。
- Q中古のフリードハイブリッドを購入する場合、特に注意すべき点は何ですか?
- A
2代目の中古車を検討する場合、ハイブリッドシステム「i-DCD」のフィーリングに個体差がないか、試乗で低速走行時の滑らかさを確かめることを推奨します。
また、ハイブリッドバッテリーの保証内容の確認も重要です。
安心して長く乗りたい方は、保証が手厚く車両の状態評価がしっかりしているディーラーの認定中古車を選ぶことが、将来の維持費を抑える上でも安心な選択となります。
まとめ
この記事では、ホンダのフリードハイブリッドについて、新型と旧型の違いやライバル車との比較、維持費まで詳しく解説しました。
フリード最大の魅力は、運転しやすい5ナンバーサイズでありながら、家族みんながゆったりと過ごせる広い室内空間を見事に両立している点です。
- 新型と旧型の走りや安全性能の違い
- ライバル「シエンタ」にはない3列目の実用性
- 家族構成で選ぶ6人乗りと7人乗りのシート
- 新型登場で狙い目になった中古車の価格と注意点
この記事を参考に、まずはディーラーで実物に触れて、その広さや使い勝手を体感してみてください。
ライバルのシエンタと乗り比べることで、ご自身の家族に本当に合う一台がきっと見つかります。
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