2025年6月、待望のフルモデルチェンジを遂げたホンダ 新型フリード。
多くの家族が求める「ちょうどいい」という独自の価値をさらに深化させ、毎日に寄り添う心地よいコンパクトミニバンへと進化しました。
この記事では、新しくなったフリードの基本情報から、最大のライバルであるトヨタ シエンタとの徹底比較、気になる燃費や価格、納期まで、購入前に知りたい情報を網羅的に解説します。

シエンタと比べて、結局どっちを選べば後悔しないの?

燃費や効率性のシエンタか、心地よい空間のフリードか、車のコンセプトの違いを理解することが重要です
- 新型フリードの2つのタイプ「AIR」と「CROSSTAR」の違い
- ライバル車「シエンタ」との徹底比較
- グレード別の価格や6人乗り・7人乗りの選び方
- 最新の納期情報や購入前に知っておきたい気になる点
新型フリードの魅力と基本情報
2025年6月にフルモデルチェンジを果たした新型フリードは、多くの家族が求める「ちょうどいい」をさらに進化させたコンパクトミニバンです。
ライフスタイルに合わせて選べる2つの個性的なタイプが登場し、デザインの選択肢が広がったことが最大の魅力です。
クリーンな印象の「AIR」と、アクティブな「CROSSTAR」から、あなたの暮らしにぴったりの一台が見つかります。
タイプ | デザインの方向性 | 特徴 |
---|---|---|
AIR(エアー) | クリーン&コンフォート | 暮らしに馴染むシンプルで洗練されたデザイン |
CROSSTAR(クロスター) | アクティブ&タフ | SUVテイストの力強く遊び心のあるデザイン |
この章では、新型フリードが旧型からどのように進化したのか、そして価格やカラー、室内空間といった基本的な情報を詳しく解説します。
あなたのカーライフをより豊かにする、新しいフリードの魅力を発見していきましょう。
新型フリード!旧型からの進化点
フルモデルチェンジとは、内外装のデザインからエンジンなどの主要部品まで、車全体を全面的に刷新することです。
3代目となる新型フリードは、先代の良さを引き継ぎながら、現代の家族のニーズに応えるべく大きく生まれ変わりました。
特に注目すべき進化点は、より静かで滑らかな走りを提供する新開発のハイブリッドシステム「e:HEV」の搭載と、運転のしやすさに直結する開放的な視界の実現です。
Aピラー(フロントガラス横の柱)の形状を工夫することで死角を減らし、誰でも安心して運転できる一台になりました。
その他にも、3列目シートの空間拡大や、先進安全運転システムの機能向上など、数々の改良が加えられています。
項目 | 旧型(2代目)からの主な進化点 |
---|---|
デザイン | よりクリーンで上質な内外装 |
パワートレイン | ハイブリッドシステムがSPORT HYBRID i-DCDからe:HEVへ |
視界 | 水平基調のインパネと細いAピラーで、より広く開放的に |
室内空間 | 特に3列目シートの足元スペースや頭上空間が拡大 |
タイプ構成 | 新たにSUVテイストの「CROSSTAR」が追加 |

先代と比べて、具体的にどこが良くなったの?

見た目の上質さだけでなく、走りの心地よさや運転のしやすさといった実用面が大きく進化していますよ。
旧型で培われた「ちょうどいい」というコンセプトを大切にしながら、使い勝手と快適性を全面的にアップデートしたのが新型フリードです。
AIRとCROSSTARの違いを比較
新型フリードには、個性の異なる2つのタイプ、「AIR(エアー)」と「CROSSTAR(クロスター)」が用意されています。
どちらを選ぶかで、車の印象や楽しみ方が大きく変わってきます。
AIRは、シンプルで洗練されたデザインが特徴です。
ボディ同色のフロントグリルや無駄のない造形が、日々の暮らしに自然と溶け込みます。
対してCROSSTARは、専用のフロントグリルやバンパー、ルーフレールなどを備えたSUVテイストのデザインが魅力です。
ホイールのデザインも異なり、CROSSTARはより力強くアクティブな印象を与えます。
見た目だけでなく、専用のサスペンションチューニングにより、乗り心地にも違いがあります。
項目 | AIR(エアー) | CROSSTAR(クロスター) |
---|---|---|
フロントグリル | ボディ同色のシンプルなグリル | 専用デザインのブラック基調グリル |
バンパー・ガーニッシュ | ボディ同色でクリーンな印象 | シルバー加飾付きのタフなデザイン |
ルーフレール | 設定なし | 標準装備 |
ホイール | 専用デザインのアルミホイール | 専用デザインの切削アルミホイール |
内装 | ナチュラルで落ち着いた雰囲気 | ブラック基調にシルバー加飾でアクティブな雰囲気 |

キャンプによく行くなら、CROSSTARの方がいいのかな?

はい、専用ルーフレールにルーフキャリアなどを装着できるので、アクティブな用途にはCROSSTARがおすすめです。
あなたのライフスタイルが、都会的でシンプルなものを求めるならAIR、週末にアウトドアなどを楽しむアクティブなものならCROSSTARが、より満足度の高い選択となるでしょう。
グレード別の価格と装備の違い
新型フリードは、AIRとCROSSTARそれぞれに複数のグレードが設定されています。
グレードとは、装備内容や仕様の違いによる等級のことで、上位になるほど快適装備や高級な内装が備わり、価格も上がります。
例えば、AIRには基本となる「AIR」と、両側パワースライドドアやシートヒーターなどを標準装備した上級の「AIR EX」があります。
価格差は約25万円ですが、後から付けられない装備も多いため、ライフスタイルに合わせて慎重に選ぶ必要があります。
特に両側パワースライドドアは、小さなお子さんがいるご家庭では利便性が大きく向上する人気の装備です。
グレード | パワートレイン | 駆動方式 | 価格(税込)の目安 | 主な標準装備 |
---|---|---|---|---|
AIR | ガソリン / e:HEV | FF / 4WD | 250万円台〜 | Honda SENSING、片側パワースライドドア |
AIR EX | ガソリン / e:HEV | FF / 4WD | 275万円台〜 | 両側パワースライドドア、コンビシート、シートヒーター |
CROSSTAR | ガソリン / e:HEV | FF / 4WD | 315万円台〜 | 専用エクステリア、ルーフレール、両側パワースライドドア |
CROSSTAR EX | ガソリン / e:HEV | FF / 4WD | 335万円台〜 | コンビシート、シートヒーター、アダプティブドライビングビーム |

一番コストパフォーマンスが良いグレードはどれだろう?

日常の使い勝手と価格のバランスを考えると、AIR EXが多くの方にとって満足度の高い選択肢です。
どの機能が自分にとって必要かをリストアップし、予算と照らし合わせながら最適なグレードを選ぶことが、後悔しない車選びの第一歩になります。
ボディカラー全色とおすすめ人気色
車の印象を大きく左右するボディカラー選びは、車購入の楽しみの一つです。
新型フリードでは、定番色から個性を表現できる新色まで、豊富な選択肢が用意されています。
AIRでは全9色、CROSSTARでは専用色を含む全6色が選択可能です。
特に注目したいのが、新色の「フィヨルドミスト・パール」で、落ち着きがありながらも光の加減で表情を変える、上品な色合いが魅力です。
また、CROSSTAR専用の「デザートベージュ・パール」は、アウトドアシーンに映えるアースカラーで、アクティブなイメージをさらに引き立てます。
カラー名 | 特徴 | こんな人におすすめ |
---|---|---|
プラチナホワイト・パール | 定番の人気No.1カラー。リセールバリューも期待できる | 色選びで失敗したくない、飽きのこない一台を求める人 |
フィヨルドミスト・パール(新色) | 霧がかった海岸を思わせる、上品で知的な印象 | 個性を出しつつも、落ち着いた雰囲気を好む人 |
デザートベージュ・パール(CROSSTAR専用) | アウトドアシーンに溶け込む、トレンドのアースカラー | キャンプなどの趣味を楽しみ、タフな印象を強調したい人 |

汚れが目立ちにくい色ってどれですか?

一般的に、シルバー系のソニックグレー・パールや、中間色のデザートベージュ・パールは、砂埃や雨染みが目立ちにくい傾向にありますよ。
カタログやウェブサイトで見る色と、実際の太陽光の下で見る色では印象が異なることがあります。
後悔しないためにも、購入前には販売店で実車の色を確認することをおすすめします。
使いやすい!室内空間とサイズ感
新型フリード最大の魅力は、運転しやすいコンパクトなボディと、家族でゆったり過ごせる広い室内空間を両立した「ちょうどいい」サイズ感です。
5ナンバーサイズを維持しながら、先代よりもさらに広く、使いやすい空間を実現しています。
全長4,310mm、全幅1,695mmというサイズは、日本の狭い道や駐車場でも取り回しが楽です。
それにもかかわらず、室内のパッケージングを工夫することで、特に3列目シートの空間は格段に広くなり、大人が座っても窮屈さを感じにくい快適な居住性を確保しました。
また、荷室も拡大されており、ベビーカーやキャンプ用品など、かさばる荷物も楽に積み込めます。
項目 | サイズ(AIR) | 備考 |
---|---|---|
全長 | 4,310mm | 取り回しのしやすい長さ |
全幅 | 1,695mm | 5ナンバーサイズ枠に収まる幅 |
全高 | 1,755mm | 立体駐車場にも対応しやすい高さ |
ホイールベース | 2,740mm | 安定した走りと広い室内空間に貢献 |
最小回転半径 | 5.2m | Uターンや車庫入れがしやすい |

今のコンパクトカーより大きいけど、運転しやすいかな?

四角いボディ形状で見切りが良く、水平基調のダッシュボードで視界も広いので、車両感覚が掴みやすく、すぐに慣れることができますよ。
日常の買い物から休日のロングドライブまで、あらゆる場面でストレスを感じさせないサイズ感と、家族全員が快適に過ごせる広さを両立している点こそ、フリードが選ばれ続ける理由です。
6人乗りと7人乗りはどっちがいい?
新型フリードを選ぶ上で、多くの人が悩むのがシートレイアウトの選択です。
2列目シートが独立している「6人乗り」と、ベンチ状になっている「7人乗り」の2種類が用意されており、家族構成や使い方によって最適な選択が異なります。
6人乗り仕様は、2列目がキャプテンシートと呼ばれる独立した2つの座席になっています。
ひじ掛けが付いており、長距離移動でもゆったりと座れるのが魅力です。
また、シートの真ん中が通路(ウォークスルー)になっているため、車外に出ることなく1列目から3列目までスムーズに移動できます。
一方、7人乗り仕様は、2列目がベンチシートになっており、いざという時に最大7人まで乗れるのが強みです。
チャイルドシートを装着した状態でも、横に大人が座ってお世話をしやすいという利点もあります。
項目 | 6人乗り(キャプテンシート) | 7人乗り(ベンチシート) |
---|---|---|
メリット | 2列目の快適性が高い、ウォークスルーで3列目への移動が楽 | 乗車定員が1人多い、シートアレンジが多彩で大きな荷物も積みやすい |
デメリット | 乗車定員が1人少ない、シートアレンジの自由度がやや低い | 2列目中央席の座り心地は左右に劣る、ウォークスルーは不可 |
おすすめの家族構成 | 3〜4人家族が中心で、後席の快適性を重視する場合 | 祖父母などを乗せる機会が多い5人以上の家族、またはシートを倒して使うことが多い場合 |

チャイルドシートを2つ着けるなら、どっちがいいんだろう?

6人乗りは2列目に2つ着けても中央を通路として使えますし、7人乗りは横並びでお子さんのお世話がしやすいという、それぞれに良さがあります。
どちらが良いかは一概には言えません。
ご自身の家族が車内でどのように過ごすかを具体的に想像し、販売店で実際に両方のシートアレンジを試してみることをおすすめします。
- 新型フリード!旧型からの進化点
- AIRとCROSSTARの違いを比較
- グレード別の価格と装備の違い
- ボディカラー全色とおすすめ人気色
- 使いやすい!室内空間とサイズ感
- 6人乗りと7人乗りはどっちがいい?
新型フリード購入前の徹底比較
新型フリードの購入を考える上で、後悔しないためにはライバル車との比較やリアルな評価を知っておくことが欠かせません。
特に最大のライバルであるトヨタ シエンタとの違いを理解することが、あなたにとって最適な一台を見つけるための鍵となります。
ここでは、燃費性能から納期、中古車の選択肢まで、購入前に押さえておくべきポイントを詳しく見ていきましょう。
比較項目 | 新型フリード | トヨタ シエンタ |
---|---|---|
コンセプト | 心地よさと空間のゆとり | 効率性と道具としての使いやすさ |
デザイン | クリーンで上質(AIR)、アクティブ(CROSSTAR) | ユニークで親しみやすい |
価格帯(予想) | やや高めの設定 | 戦略的な価格設定 |
燃費(ハイブリッド) | 良好 | 非常に良好(クラストップレベル) |
3列目シート | 実用性が高く、大人が座れる空間 | 緊急用としての側面が強い |
走り心地 | 静かで滑らかなe:HEV | 軽快でキビキビとした走り |
フリードとシエンタは似ているようで、実は車の思想が異なります。
どちらが優れているかではなく、あなたの家族が車に何を求めるかで、選ぶべき一台は決まります。
【徹底比較】フリード vs シエンタ
コンパクトミニバン市場において、フリードとシエンタは長年のライバル関係にあります。
新型フリードを選ぶ上で、その違いを正確に把握することは必須です。
両車の最も大きな違いは、車のコンセプトにあり、「心地よい移動空間を重視するフリード」と「燃費や使い勝手の効率を追求するシエンタ」という性格の違いが内外装や走りにも表れています。
新型フリードの全長は4,310mm、対してシエンタは4,260mmと、フリードの方が50mm長い設計です。
この差が、特に3列目シートの居住性において大きなゆとりを生み出しており、大人数での乗車機会が多いご家庭にとっては見逃せないポイントになります。

結局、どっちが私たちの家族に合っているんだろう?

3列目をしっかり使いたいならフリード、燃費と価格を最優先するならシエンタがおすすめです
デザインの好みは人それぞれですが、フリードは上質さとクリーンさを、シエンタは親しみやすさと個性を重視しています。
スペック表の数字だけではわからない「心地よさ」をフリードは提供し、シエンタは日常のツールとしての「効率性」で応えます。
あなたのライフスタイルに寄り添うのはどちらの価値観か、じっくり見極めることが大切です。
e:HEVとガソリン車の実燃費は?
新型フリードには、進化した2モーターハイブリッドシステム「e:HEV(イーエイチイーブイ)」搭載車と、従来からの改良が加えられたガソリン車の2種類が用意されます。
特にe:HEVは、日常の多くの場面をモーターだけで走行できるため、驚くほど静かで滑らかな走りを実現しました。
e:HEVモデルのWLTCモード燃費は25.0km/L前後と予想され、実燃費でもリッターあたり21km前後を期待できます。
一方、ガソリン車はWLTCモードで16.5km/L前後、実燃費はリッターあたり14km前後となる見込みです。
約40万円の価格差を、燃費と走行性能のどちらで回収するか考える必要があります。
パワートレイン | e:HEV(ハイブリッド) | ガソリン |
---|---|---|
予想実燃費 | 約21km/L | 約14km/L |
走行フィールの特徴 | 静かで滑らか、力強い加速 | 自然なエンジンフィール、軽快 |
おすすめのユーザー | 年間走行距離が長い、静粛性を重視 | 初期費用を抑えたい、週末利用が中心 |
年間の走行距離が1万kmを超える方や、渋滞の多い市街地での利用が中心なら、e:HEVがおすすめです。
モーター走行による静かさは、同乗する家族にとっても快適な時間を提供します。
新型フリードの長所と気になる点
新しいモデルの購入を検討する際は、良い点だけでなく、事前に知っておきたい気になる点も正直に把握しておくことが大切です。
ここでは、新型フリードの評価を両方の側面から見ていきましょう。
最大の長所は、運転席からの開放的な視界です。
水平基調のインパネデザインと、細く配置されたフロントピラーにより、運転がしやすく安心感があります。
さらに、先代モデルから大きく進化したポイントとして、実用性が格段に向上した3列目シートが挙げられます。
大人が座っても窮屈さを感じにくく、家族や友人を乗せる場面で真価を発揮します。
項目 | 詳細 |
---|---|
◎ 長所 | 広く開放的な前方視界 |
◎ 長所 | 上質でクリーンな内外装デザイン |
◎ 長所 | 大人も座れる実用的な3列目シート |
◯ 長所 | 静かで滑らかなe:HEVの走り |
△ 気になる点 | シエンタに一歩譲る燃費性能 |
△ 気になる点 | 全体的に上昇した車両価格 |
もちろん、気になる点も存在します。
燃費性能ではクラストップレベルのシエンタに及びません。
しかし、フリードの魅力は燃費の数値だけでは測れない「心地よさ」や「空間のゆとり」にあります。
これらの長所が気になる点を上回る価値があると感じるかどうかが、選択の分かれ目です。
【2025年】最新の納期情報をチェック
新型モデルを心待ちにしている方にとって、最も気になる情報の一つが納期です。
発売されたばかりの人気モデルは、注文が殺到し納車まで時間がかかる傾向にあります。
2025年6月に発売されたばかりの新型フリードも例外ではありません。
特に、アクティブな内外装が魅力の「CROSSTAR」や、装備が充実した上位グレードに人気が集中すると予想されます。
現在の状況を考えると、注文から納車まで半年以上かかる可能性も十分に考えられます。

そんなに待つのは困るな…何か早く手に入れる方法はないの?

人気のグレードやカラーを避けたり、ディーラーのキャンセル待ちを狙ったりする方法があります
納期は生産状況や注文するグレード、販売店によって常に変動します。
少しでも早く手に入れたい場合は、複数のHonda Carsディーラーに問い合わせてみたり、比較的納期の早い傾向にあるグレードやボディカラーを選択肢に入れたりするのも一つの手です。
まずは最寄りの販売店で最新の情報を確認することをおすすめします。
旧型フリードは中古車で狙い目?
新型フリードの登場は、新車を検討している方だけでなく、中古車を探している方にとっても大きなニュースです。
なぜなら、新型が発売されると、先代(2代目)モデルの中古車が市場に多く出回るため、価格が下がりお買い得になるからです。
一般的にフルモデルチェンジの直後は、旧型の中古車平均価格が数ヶ月で5%〜10%ほど下落する傾向にあります。
完成度が高く人気だった2代目フリードを、良いコンディションでお得に手に入れる絶好のチャンスといえるでしょう。
特に、マイナーチェンジ後の2019年以降のモデルは、内外装の質感が向上しており狙い目です。
狙い目のモデル | 年式 | 中古車相場の目安 | 特徴 |
---|---|---|---|
2代目 後期型 | 2019年〜2024年 | 150万円〜250万円 | 内外装の質感向上、CROSSTAR追加 |
2代目 前期型 | 2016年〜2019年 | 100万円〜180万円 | 手頃な価格帯、先進安全装備は標準 |
中古車を選ぶ際は、価格だけでなく走行距離や修復歴の有無、保証内容をしっかり確認することが重要です。
新車にこだわらず、賢く質の良いミニバンを手に入れたい方にとって、旧型フリードは非常に魅力的な選択肢となります。
よくある質問(FAQ)
- Q新型フリードで車中泊はできますか?荷室の広さも気になります。
- A
新型フリードは、シートアレンジを工夫することで大人2名での車中泊が可能です。
2列目と3列目のシートを倒すと広い空間が生まれますが、完全なフラットにはならないため、厚めのマットなどを用意すると快適に過ごせます。
荷室は3列目を使用した状態でもベビーカーを積める広さがあり、シートを格納すればさらに大きな荷物も積載できるため、ご家族でのキャンプにも十分対応します。
- Q小さな子供がいるので、新型の安全性能は信頼できますか?
- A
はい、ご安心ください。
新型フリードには、最新の先進安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」が全グレードで標準装備されています。
衝突軽減ブレーキや誤発進抑制機能はもちろん、後方の死角にいる車を検知してお知らせする機能も追加され、安全性能がさらに向上しました。
小さなお子様を乗せるドライブでも、ドライバーをしっかりとサポートしてくれます。
- Q購入を考えていますが、発売直後でも値引きは期待できるでしょうか?
- A
発売されたばかりの新型モデルのため、車両本体からの大きな値引きは難しいのが現状です。
しかし、ディーラーオプションのナビやコーティング、延長保証など、アクセサリー類から値引きを受けられる場合があります。
総支払額を抑えるためには、今乗っている車の下取り価格を交渉したり、複数の販売店で見積もりを取ったりすることをおすすめします。
- QクロスターとAIRでは、乗り心地や運転感覚に違いはありますか?
- A
基本的な走行性能は共通していますが、乗り心地には若干の違いがあります。
SUVテイストのクロスターは専用サスペンションと大径タイヤを装着しているため、標準タイプのAIRに比べて少ししっかりとした、安定感のある乗り味です。
デザインの好みだけでなく、ぜひ試乗して運転感覚の違いを体感し、ご自身の感覚に合う方を比較検討するのが良いでしょう。
- Q7人乗りのシートアレンジは、子供の送迎や買い物で便利ですか?
- A
7人乗りの2列目ベンチシートは、日常の様々な場面で非常に便利です。
例えば、お子様の隣に座ってお世話をしたり、チャイルドシートを装着しても大人が一人座るスペースを確保できたりします。
また、友人家族を乗せる際など、乗車人数の柔軟性が高い点も大きなメリットです。
シートアレンジも簡単なので、買い物で荷物が増えた時にもすぐに対応できます。
- Qおすすめの純正アクセサリーや便利なカスタムはありますか?
- A
ご家族のライフスタイルに合わせて、より便利にカスタムできるのがフリードの魅力です。
例えば、室内で快適に過ごせるUSBチャージャーや、汚れやすい荷室を守るラゲッジトレイは人気のアクセサリーとなります。
また、小さいお子様がいるご家庭では、前の座席を蹴ってしまうのを防ぐキックガードや、日差しを和らげるプライバシーシェードを追加すると、後席の快適性がさらに向上します。
まとめ
この記事では、あなたの家族にぴったりの一台を見つけるために、新型フリードの基本情報からライバル車との比較、購入前の注意点まで詳しく解説しました。
特に重要なのは、フリードが提供する「心地よい空間」という価値を理解し、燃費や効率性を重視するシエンタとどう違うのかを把握することです。
- 新型フリードの進化と2つの個性(AIR / CROSSTAR)
- ライバル「シエンタ」とのコンセプトの違いと選び方
- 家族構成で選ぶ6人乗りと7人乗りの特徴
- 購入前に確認すべき燃費や価格、最新の納期情報
この記事で得た知識をもとに、次はぜひ販売店へ足を運んでみてください。
カタログだけではわからない乗り心地や室内の質感を体感する試乗が、あなたの家族にとって最高の選択をするための最後の決め手になります。
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